まだ空室のB寝台ソロ下室を通路から撮影…
空室の場合は室内は点灯、扉は開放されていました。不正乗車や防犯上の理由でしょう。
「富士・はやぶさ」のソロの鍵はテン・キーではなく、検札時に車掌から手渡される、昔の地方ホテルの透明アクリル棒がぶら下がった鍵でした。「持って帰らないように」と言われて渡されました。そのカギは下車時はどうしていたか…?記憶に残っていません。車掌に返却したか、寝台の上に置いたのか…
天井は蛍光灯で、枕灯は電球色…窓際にも読書灯が付いていました。これは熱くなる白熱灯だったかと…
B寝台ソロ 上室。
個室は程よい秘密基地感があって狭いながらも居心地が良かったのでした。防犯上でもプライバシー保護にも人気でした。
開放型B寝台と料金は同じでしたから早くに売り切れました。
18:04 中津到着。
大分を後発した俊足「ソニック」に道を譲るので10分近くの時間退避しました。
14系のボディーは所々パッチワーク状の補修の跡が。JR九州が受け持つ「富士・はやぶさ」の車両は、補修の仕方が粗いところがありました。末期の車両は外板のパテがベロリと剥落し、傷跡に塗料を塗ってお茶を濁していました。その点、JR西日本持ちの「銀河」「北陸」はきれいに修繕していました。
「富士」乗車案内板には福沢諭吉のイラストが…故郷ですか。
いつの頃からか省エネのためか進行方向側テイルマークは消灯するようになりました。
個室車両 オロネ15。個人的にはオロネ25の呼び名がしっくりきます。
オハネ15。
先頭から最後尾まで余裕で見物出来る停車時間でした。