2022-04-10 皆はおはなみ3 | シーラカンスと僕

シーラカンスと僕

ちょっと空いた時間に読むブログを目指し、ちょっと空いた時間に更新します。



山梨県の富士五湖地区、河口湖駅にいます。




富士急行のフリーパスを片手にガッツリ乗り鉄をしています。



これから写真の"フジサン特急"に乗って大月駅へ。



実はここが今回の目玉。


元ロマンスカーのRSEに乗ることが目的でした。



生まれも育ちも"特急あさぎり号"が発着していた沼津なので、それはもう思い入れが強いわけで。







では、早速車内へ。






おぉRSEだ…。


モケットの配色が変わってること意外は記憶の中の"特急あさぎり号"だよ、これは。


座った感じ、シートもそのままじゃないかな。



一気に00年代の沼津駅にタイムスリップした気分。





車内は2号車が手を加えられていました。



90年代初頭にデビューしたRSEは、景色をよく見せようと全車ハイデッカー形式。


当然バリアフリーなんてそっちのけなので、2号車のデッキだけ車高を下げてあるみたいです。



同じ理由からか、2号車のドアだけ折り戸から引き戸に変更されていました。



そういえば折り戸の電車って現役で残っているのか…?


ブルトレくらいしか思い浮かばんぞ。









上りの大月行は自由席の3号車が先頭になります。





なので追加料金なしで前面展望を見放題。


最前列は既に先客がいたので、車両の真ん中あたりからチラチラ覗き見しています。





沿線の桜も菜の花も満開。


ホントこの日にして良かった。



一週間遅かったら雨だったし、多分桜も散り始めていただろうな。



今更ですが"フジサン特急"は土休日のみの運転です。




3号車の乗車率は半分くらい。


不思議なくらい鉄ちゃん少なかった。




まだ18切符の使える日曜日で、元RSEと元371系が行き交っているのにキョーミ無いのかな。




もしかして世代的に371系に郷愁を感じないのか…?



そうだよな、"あさぎり号"から引退したのって10年前だもんな……そうだよな、、、












河口湖から48分、早くも終点の大月に着いてしまいました。




反対ホームでは元371系の"富士山ビュー特急"がお出迎え。



唯一大月駅で2つの列車が並ぶ瞬間です。


そんな一大イベントなのに鉄ちゃんの姿は殆ど見かけません。



ホーム狭いから御殿場線の谷峨駅みたいな写真は撮れないけどさ、、、並ぶの感動しない???



なんのこっちゃ、、という人は「谷峨駅 あさぎり」で検索してみましょう。





ホームを介して"富士山ビュー特急"と"フジサン特急"が並びます。



現役時代の裾野駅を彷彿とさせますね。


当時"あさぎり"の5号と6号が裾野駅で交換してたんだけど、こればかりはGoogleにも写真無かった。



こうして見ると"フジサン特急"がハイデッカー構造であることがよく判ると思います。









7分のインターバルを挟み、"富士山ビュー特急"で再び下ります。



ホームが狭すぎて先端まで行けず、ご尊顔はフレームに収まりませんでした。



旧塗装が好きだっただけに、

赤い371系はどうなんだろうかと思っていましたが、実際目の当たりにしてみると存外悪くないね。



ただ前面ガラスを覆うように書かれたアルファベットはちょっとDASAIかな。










こちらの車内に371系の面影はありません。



何もかもが手を加えられて、まるで別車両のよう。



ウリの一つでもあったデッカい窓は、

席単位に変更された上に、木枠まで取り付けられてちょっと残念ポイント。



なんてったって列車名に「ワイドビュー」を冠していたくらいだからね。



ただ座席はふかふかで乗り心地は抜群。








この"富士山ビュー特急"で河口湖を目指します。






続、、、