富士急行のフリーパスを片手にガッツリ乗り鉄をしています。
これから写真の"フジサン特急"に乗って大月駅へ。
実はここが今回の目玉。
元ロマンスカーのRSEに乗ることが目的でした。
生まれも育ちも"特急あさぎり号"が発着していた沼津なので、それはもう思い入れが強いわけで。
では、早速車内へ。
おぉRSEだ…。
モケットの配色が変わってること意外は記憶の中の"特急あさぎり号"だよ、これは。
座った感じ、シートもそのままじゃないかな。
一気に00年代の沼津駅にタイムスリップした気分。
車内は2号車が手を加えられていました。
90年代初頭にデビューしたRSEは、景色をよく見せようと全車ハイデッカー形式。
当然バリアフリーなんてそっちのけなので、2号車のデッキだけ車高を下げてあるみたいです。
同じ理由からか、2号車のドアだけ折り戸から引き戸に変更されていました。
そういえば折り戸の電車って現役で残っているのか…?
ブルトレくらいしか思い浮かばんぞ。
上りの大月行は自由席の3号車が先頭になります。
なので追加料金なしで前面展望を見放題。
最前列は既に先客がいたので、車両の真ん中あたりからチラチラ覗き見しています。
沿線の桜も菜の花も満開。
ホントこの日にして良かった。
一週間遅かったら雨だったし、多分桜も散り始めていただろうな。
今更ですが"フジサン特急"は土休日のみの運転です。
3号車の乗車率は半分くらい。
不思議なくらい鉄ちゃん少なかった。
まだ18切符の使える日曜日で、元RSEと元371系が行き交っているのにキョーミ無いのかな。
もしかして世代的に371系に郷愁を感じないのか…?
そうだよな、"あさぎり号"から引退したのって10年前だもんな……そうだよな、、、
河口湖から48分、早くも終点の大月に着いてしまいました。
反対ホームでは元371系の"富士山ビュー特急"がお出迎え。
唯一大月駅で2つの列車が並ぶ瞬間です。
そんな一大イベントなのに鉄ちゃんの姿は殆ど見かけません。
ホーム狭いから御殿場線の谷峨駅みたいな写真は撮れないけどさ、、、並ぶの感動しない???
なんのこっちゃ、、という人は「谷峨駅 あさぎり」で検索してみましょう。
ホームを介して"富士山ビュー特急"と"フジサン特急"が並びます。
現役時代の裾野駅を彷彿とさせますね。
当時"あさぎり"の5号と6号が裾野駅で交換してたんだけど、こればかりはGoogleにも写真無かった。
こうして見ると"フジサン特急"がハイデッカー構造であることがよく判ると思います。
7分のインターバルを挟み、"富士山ビュー特急"で再び下ります。
ホームが狭すぎて先端まで行けず、ご尊顔はフレームに収まりませんでした。
旧塗装が好きだっただけに、
赤い371系はどうなんだろうかと思っていましたが、実際目の当たりにしてみると存外悪くないね。
ただ前面ガラスを覆うように書かれたアルファベットはちょっとDASAIかな。
こちらの車内に371系の面影はありません。
何もかもが手を加えられて、まるで別車両のよう。
ウリの一つでもあったデッカい窓は、
席単位に変更された上に、木枠まで取り付けられてちょっと残念ポイント。
なんてったって列車名に「ワイドビュー」を冠していたくらいだからね。
ただ座席はふかふかで乗り心地は抜群。
この"富士山ビュー特急"で河口湖を目指します。
続、、、