JR四国は、予讃線の臨時駅「津島ノ宮駅」を3年ぶりに開設すると発表しました。
開設日は2022年8月4・5日の2日間です。
津島ノ宮って？
津島ノ宮駅は予讃線の海岸寺～詫間に位置しており、毎年夏の2日間のみ行われる「津嶋神社夏季例大祭」時のみ営業する珍しい駅です。
このことから、「日本一営業日が短い（常設）JRの駅」として知られ、時刻表も6-8月号のみしか掲載されない駅です。
2022年の運行スケジュールは次の通り。
8月4日：多度津発8時31分～21時00分の観音寺方面行き21本、観音寺発8時06分～20時52分の高松方面行き22本
8月5日：多度津発8時31分～15時34分の観音寺方面行き10本、観音寺発8時06分～15時12分の高松方面行き11本
※停車するのは全て普通列車です。
尚、2020年・2021年はコロナウィルスの影響でお祭りが中止され、津島ノ宮駅も開設されませんでした。
この駅から近い津嶋神社は子供の守り神がいるとして信仰を集めており、陸地から少しだけ離れた小島「津島」に本殿が建てられ、250mの橋で行き来します。
駅と同じく神社までの橋はお祭りの日のみかけられ、それ以外は取り外されて通行不能となっています。
関連リンク
【JR四国】2000系・6000系など22両の行先表示機をフルカラー化へ
【JR四国】高松駅の新駅ビルデザインを発表、2023年開業予定
日本一遅い終電「マリンライナー77号」が廃止へ…次の候補は？
参考文献
四国旅客鉄道『日本一営業日が短いＪＲ駅「津島ノ宮駅」を３年ぶりに開設します！ 』2022年6月24日
