今日は、横浜スタジアムにタイガースの応援に行くために東横線に乗りました。

ところが、急行に乗っていたところ、武蔵小杉停車中に緊急無線を受信し、電車は発車を見合わせました。
しかし、そこから東急の神業が発揮されました。

東横線の都立大学〜自由が丘間の人身事故発生は14時56分頃。
私が乗っていた急行元町・中華街行きが緊急無線を受信したのが武蔵小杉停車中の14時59分頃。
車内放送で「折り返し運転の準備中ですが時間未定です。」との放送が流れていましたが、15時12分頃「自由が丘〜元町・中華街間で折り返し運転を開始し、この電車は当駅から各停として運転します。」と放送があり運転再開。
事故発生から折り返し運転開始まで約16分。
今回の東急の折り返し運転開始までの時間は賞賛すべきではないでしょうか?
現場は、かなりの訓練を重ね、その訓練が忠実に実行できたものと思います。


横浜で用事があったので、途中下車すると、上り線には「自由が丘」行きがやってきました。
もちろん、東横線の通常ダイヤでは自由が丘行きはありませんし、以前は大井町線に自由が丘行きがありましたが、現在はありません。
鉄道の行先表示が方向幕が全盛だった時代と違い、 LED表示は緊急折り返しの行き先もある程度プログラミングしているので、来た電車はすべて「自由が丘」を表示していました。

まずは東急5050系です。

東急5050系は日本語と英語の交互表示です。






次に東京メトロ17000系です。

日本語と英語の行き先が一体表示で、新型車両だけあり、種別と駅ナンバリングも一体表示です。




最後に、東武50070型の急行自由が丘行きです。東武50070型が急行となったのは、10連は各停停車駅に停車駅に止まれないため、事故発生時に自由が丘〜元町・中華街間にいた10連は急行として運転し、一時元住吉検車区に退避させたものと思われます。




横浜駅の表示類と遅延証明書です。





ちなみに、横浜駅で「東急線みなとみらいパス」のみなとみらい線内の振替輸送について駅員の方に尋ねたところ、振替輸送を受託している間はJR根岸線の横浜〜石川町間の事実上フリーパスになるとのことでした。

横浜での用事を済ませ、横浜スタジアムへ向かおうとしたところ、JR根岸線もさいたま新都心駅での人身事故の影響で遅れていたことと、東急愛(みなとみらい線は横浜高速鉄道ですが…)を貫いて、日本大通りまで乗って横浜スタジアムへ行きました。