いつもだったら、西武の電車フェスタが終わると大体記録蓄積活動は停滞する。
何故そうなるのかというと、基本的に梅雨の時期は蒸し暑くてしんどいからだ。
それに、雨が降られることも多いしね。
だが、西武鉄道界隈はそうも言ってられなくなってきている。
フェスタに前後して、2000系の廃車回送が続いている。
2両編成の旧2000系2413Fに、クモハのついた新2000系4両編成2503Fも…
戸袋窓が埋められた新2000系の更新車以外は、どれが落ちてもおかしくなくなってきた。
特に今回は、新宿線系統にキツ目にメスが入り始めている。
過去にも例のないくらいの風雲急に、うかうかしていられない。
そして、新宿線系統を日常的に走る6000系の姿、特に30周年マークをつけた6101Fも。
…とにかく、選り好みしている前に、動いていかねば。
最近の暑さにいたく辟易しているが、少しでも蓄積していかねば。
あと、だいぶ日常撮りをしてきたのでワンパターンに陥りかけてもいるがね。
そんな思いを持って、天気が辛うじて及第点だった6月11日土曜日に外出した。
朝の歯科治療で麻酔がまだ切れない中、10時半過ぎに拝島から西武線巡りを始めたのだが…
いきなり玉川上水で、よく見る横姿を見て衝動的に降りた。
3月のダイヤ改正から小平〜玉川上水間に走り始めた6両編成の各停が停車していたのだ。
しかも、新2000系4両と旧2000系2両という、レアな組み合わせであった。
車内は先頃引退した2007Fと同意匠。
番号は2406…2405Fのクハ2406ということだ。
2403F同様、車内のナンバープレートが緑文字の異端車。
車体更新が2004年だからはや18年、この編成もそろそろかと予感させるものが。
だが、方向幕類はフルカラーLED化され、車体は綺麗に整備されている。
ちなみにクモハ2405側のプレートは、スタンダードな青文字であった。
こういう細かな部分も、気をつけて見ていかねばね。
新旧の連結も、早晩見られなくなる可能性が高くなってきた。
小平側は新2000系の2541F4両編成。
先頭のクモハ2541はパンタグラフ跡が全て撤去され、パッと見はクハ2000と変わらない。
そんなクモハ2541のモーター音を堪能しながら、記録旅再開…
といきたかったが。
この6両編成に浮き足立ったばかりに、拝島から乗った電車に傘を置き忘れてしまった!
追跡記録はここで中断し、西武線アプリで先に乗っていた電車の位置追跡に切り替える。
このあたりは、今までの撮影記録行脚の経験が随分と活かされた。
その結果、
鷺ノ宮で回収成功!
西武新宿の折り返しでの回収や盗難を危惧したが、無事に取り戻した。
ここから撮影記録行脚を再開。
2650レから、6000系6101Fの記録を始める。
最初は田無駅の定番位置から迎撃したが、曇り空のためか撮影者は少なかった。
そして、停車直前に鳥が低空で前を横切り、ヒヤリとさせられる出来事も。
まずは上石神井まで乗って、どこで撮るか頭を回らすことに。
ヘッドマークも改めて撮影。
西武・電車フェスタの時はかなり混沌としていたから、だいぶ穏やかに撮り回れた。
まずはここで見送り…
自分の定番になりつつある野方駅に行って、新2000系8両編成(4+4)を捉えた。
しかし、この時は折り返してくる6101Fは待たなかった。
やはりちょっと曇り空と、何よりホームの狭さがw待つことを躊躇わせた。
ということでここでクモハ2500の唸りを堪能しつつ、仕切り直しへ…