複線を名乗りなが、現実はそれほど並走またはすれ違いシーンが少ない別宅レイアウト。ただレールを並べるだけの複線もつまらない。しかしそうするとなかなか理想に近づかない。



並走またはすれ違いとは、これくらいの距離感言うのではなかろうか。こちらは東海道線は引込線に停車しているところで、ブルートレインあさかぜは内周の走行レールに止まっている。


Nゲージのレイアウトを拡張するにあたり、現状手持ちのファイントラックの在庫を確認しておいた。とくに重要なのはカーブレールなのだが、在庫よレールは317サイズのもの。今回の延伸計画では、もう1つ小さな径を作れるものにしなくてはならない。直線レールは長いものよりも、微調整がいろいろできる短いもののほうが役にたちそうだ。


まずは外周奥側のカーブをレール1本足して、写真直線レール部分に接合させる。


既存の立体交差レールのすぐ横を通過させることで、1番の見どころでもある高架上で複線感を醸し出す。ここは当初280サイズの直線レールを活用した複線の鉄橋を設置しようとしたが、こうして仮でレールを置いてみると、560サイズの大きな鉄橋でも良さそうだ。自宅から別宅の間にある鉄道模型取り扱い店では、280サイズの鉄橋はないのに580サイズは在庫があった。これは直ちに購入すべき天からの啓示なのだろうか。 

鉄橋を設置したあとは、リレーラー方向にカーブしながら、既存の内周8の字のさらに内側を走行。ここもうまくすれば、ちゃんとした複線らしくなるのではなかろうか。


その後鉄橋設置予定よ立体交差の下を複線らしく走行し、内周の引込線ポイントと8の字の間のスペースを走る。その後写真では山の向こう側、小さく駅が見えているあたりでもう1回立体交差させて、内周に並走していた外周レールが、改めて外周に戻りながらメインストレートに帰ってくる。

これが実現すると、見ごたえのあるルートは内周から外周に変わるのではないかと予想している。総走行距離は内外周ともに長くなり、別宅レイアウトのメイン車両であるブルートレインは、内周から外周に移すことも検討せねばなるまい。あと東海道線にも増結セットを連結して、レイアウトにふさわしいそれなりの編成せねばなるまい。、