1902年、篠ノ井と西条を結んでいた篠ノ井線が松本まで延伸。
今年はそれから120年の節目ってコトで先週末、
記念列車が篠ノ井線を走りましたわ。
まぁ、流行病の影響もあるのでしょうけれど、
そんなイベント列車的な企画がされるのも久々ですわね。
しかも今回は長野支社御三家車両を使わずに、
高崎から12系客車3両をレンタルして、
ロクヨンPPって鉄っちゃん留飲の陣容でございます。
当初はオールぐんま編成かと思ってたあたしでしたけれど、
2両のロクヨンのうち1両はぐんま車で、
もう1両は長岡ロクヨンて編成に、これまたビックリ!
とは言っても、何処もかしこもカオス状態必至。
そんな場所には1㎜も近寄りたくないあたしですんで、
まぁ、あたしなりにしれーっと地味に出撃してきましたわ。
快速「篠ノ井線120周年号」 EF64-1053 + 12系3B + EF64-1030 回9220レ 稲荷山 - 姨捨(2022/6/26)
26日の日曜日、松本への送込み回送を久しぶりにこの場所で狙い撃ち。
現地到着時は先客1名でございましたけれど、最終的には15名ほど。
しかも列車通過の30分くらい前から雲が広がって、最終的には残念な感じ。
それでもお天道様が出てたら、列車の先頭辺りに影が落ちそうでしたので、
それを思えば、まぁ、可もなく不可もなくって感じかしらね?
松本方はぐんま車両センターの1053号機ってコトで、
12系との組み合わせは碓氷路の「ぐん・よこ」でも見ることが出来ますので、
あたし的にはそれほどテンションも上がらずでございました。
ちょっち分かりづらいですけれど、HMは常念岳をデザインしておりましたわ。
快速「篠ノ井線120周年号」3号 EF64-1030 + 12系3B + EF64-1053 9223レ 川中島 - 安茂里(2022/6/25)
25日の土曜日は長野へと向かう3号を犀川鉄橋南詰で狙い撃ちでございます。
て、この日2度目の犀川ですけれど、どんだけココが好きやねん?て感じかしら?
長野方の先頭は、お目当ての長岡ロクヨン、1030号機でございます。
かつては寝台特急「あけぼの」や「北陸」の先頭にも立った長岡ロクヨンですけれど、
そんな栄華も今は昔。今では新車や廃車の配給列車牽引メインのカマですので、
旅客扱いで12系客車を引く姿はホント、レアなのでございます。
長岡ロクヨンが掲出したHMは、かつて169系アコモ改に施されていた
「N」ストライプと、それが充当されていた急行「かもしか」のHMでお馴染みでした
カモシカの意匠が施されたデザインで、秀逸でございましたわ。
て、めっちゃちっちゃくて分かりづらいですケド。
両日共に30℃を越える真夏のような炎天下の中、
沿線のあちこちでは鉄っちゃんたちが怪気炎を上げて大盛況。
まぁ、いろいろと不必要なテンションもあったようですけれど、
あたし的にはそれなりに平和に撮影することが出来ましたわ。
「リゾビュー」「HIGH RAIL」それに「おいこっと」しか走らない昨今ですけれど、
たまにはこんな列車が走っても良いですよね?