↑前回からつづく↑

 

関空から人生初のJALに揺られて、雪が舞い散る氷点下の北海道に降り立ちました

新千歳空港を利用するのは実に6年半ぶりのことです

 

 

おぼろげながらも、前回利用した時の記憶を手繰り寄せながら、空港内を散策します

新千歳空港の場合、空港そのものが北海道の特産品を取り揃えた、さながらショッピングモールような施設ですので、早くも”北海道限定”の誘惑に負けそうです

 

 

しかし、まだ旅は1日目で始まったばかりです

帰路も新千歳空港を利用しますし、いま荷物を増やすのは得策ではありません

 

そうこう考えているうちに、ターミナルビル4階にある初音ミクスカイタウンに到着しました

初音ミクが道産子というのは広く世に知れ渡った有名な話ですが、まさかターミナルビルの一画に専門店があるとは思いませんでした

 

 

それでは中へ入っていきましょう

店内は、売店,資料館,カフェスペースにシアターコーナーから構成されており、ボカロファンなら訪れて損はないでしょう

 

 

まずは順路に従って、SNOW MIKU MUSEAMから見学します

初音ミクが切り拓いたボカロの歴史について説明されたコーナーを抜けると…

 

 

クリプトンフューチャーメディアのボカロのパネルがありました

ボカロ大集合と言いたいところですが、鏡音リン・レンが切れてしまってますね

 

 

その奥には等身大の雪ミクに会えるコーナーがあります

 

 

売店の方では、パ・リーグ6球団と初音ミクがコラボした商品が販売されていました

これは北海道限定ではなく、各球団の本拠地でも販売されているようです

 

 

この他にも北海道ぐるっとシアター(有料)なる施設があったのですが、そちらは新型コロナの影響で休止中でした

もし、開館していれば、360度の全周スクリーンでSnow Symphonyと題された雪ミクのミュージックビデオプログラムが鑑賞できます

雪ミク以外にも、北海道の景勝地を放映するプログラムもあり、初音ミクを知らない観光客でも楽しめるようになっています

 

 

北海道を模した地図の上に、ドーンと飛行機が鎮座しています

 

 

雪ミクスカイタウンのある4階には、映画館やスーパー銭湯まであるわけですから、空港にお土産屋さんが併設されているというよりも、ショッピングモールに空港がくっ付いているような印象を受けます

 

 

道内主要7空港の運営については、2020年1月から北海道エアポート株式会社に移管されています

オリックスや東京建物なんかも名乗りを挙げていましたが、当初から新千歳空港のターミナルビルを運営しており、北海道空港株式会社の率いる北海道エアポートグループが有力視されていましたね

 

ちなみに、北海道エアポート株式会社の主要株主には東急も名を連ねており、同じく東急の傘下である伊豆急のTHE ROYAL EXPRESSが遠路はるばる北海道を走行する理由が見え隠れしますね

 

 

ロイズの直営店まであるもんですから、甘党としては見過ごせないところですが、正月も営業しているようなので、こちらも帰りにじっくり立ち寄ることにします

 

 

せっかく北海道まで来たわけですから、ケチケチせずに夕食は豪勢に海鮮丼といきましょう

他にもラーメンやら道産小麦粉を使ったパスタやら、空港の中だけでも誘惑だらけでしたが、どんぶり茶屋のほたて・いくら・かに丼1,780円にしました

 

 

左端にチラッと写っていますが、グラスでサッポロクラシックも注文しました

沖縄に行ったらついついオリオンビールを飲んでしまうように、やっぱり北海道へ来ると、クラシックが飲みたくなってしまうのです

 

しかも、サッポロが「北海道の食と相性抜群」と謳うだけのことはあって、このビールのまろやかさが、北海道の育んだ食材と相性ピッタリなんです

 

 

次回、年越し北海道旅行記2021-2022③~785系「すずらん」号乗車記~につづく