歩いて渡る | T+K@創作列車

歩いて渡る

 こんばんは。

 

 昨日(6/25)ですが、鉄道に関係のある橋を3つ、いずれも歩いて渡りました。

 以下の3つの橋なのですが、いずれも天竜川にかけられた橋です。

 また、いずれも行政でいうと、浜松市天竜区 になります。

 

 1.夢のかけ橋 (佐久間線 第二天竜川橋梁)※未成線

 2.中部大橋 (旧専用線)

 3.天竜川橋梁 (飯田線)

 

 今日は、これらの橋をご紹介したいと思います。

 

●1.夢のかけ橋

 その昔、昭和40年代のことですが、二俣線(現・天竜浜名湖鉄道)の 遠江二俣駅(現・天竜二俣駅)と、飯田線 の 中部天竜駅 との間を結ぶ路線として、佐久間線 の建設が進められていました。

 ですが、当時の国鉄改革のあおりをうけ、途中で中止され、いわゆる未成線になってしまいました。その建設途中で放棄された築堤やトンネル、橋脚などのなかで、今でも残っているものがあります。

 この 夢のかけ橋 は、本来は、佐久間線 の 第二天竜川橋梁 として建設が進められていたわけですが、その橋脚を再利用して、歩行者・自転車用として再整備されたものです。

 

 ちなみに、Google マップ でいうと、こちら↓↓の場所です。

 昨日は、天竜浜名湖鉄道 の 天竜二俣駅 から、佐久間線 の痕跡をめぐりながら、ここまで歩きました。

 

 

 これ↓↓が、その 夢のかけ橋 です。

 昨日はとても暑く、途中でへばりそうになりましたが、ここまでたどり着いたときはうれしかったです。

 

 

 嬉々として、渡っていきます。

 

 

 下は 天竜川 です。

 このあたりは、船明ダム のダム湖の範囲になるそうで、川というよりもまるで湖のようです。

 

 

 渡り終えました。↓↓

 

 

 少し離れたところから見ると、こんな↓↓感じです。

 美しい橋です。佐久間線 の列車が今にもやってきそうです。

 

 

 この後は、バスで 相津 → 相月駅前、さらに 飯田線 で 中部天竜駅 まで移動しました。

 こちら↓↓の2つの橋は、いずれもその 中部天竜駅 の近くです。

 

  

 

●2.中部大橋 (上↑↑の地図で

 中部天竜駅 の「中部」は「ちゅうぶ」と読みますが、もともとは、天竜川を挟んだ対岸の地名である「なかっぺ」からきており、駅名自体もその昔は「なかっぺてんりゅう」と呼ばれていた、というのはよく知られた話かもしれません。

 なのですが、現在はその「中部」という地名自体が「なかべ」と読むようで、そのためこの「中部大橋」も読みとしては「なかべおおはし」でよいのではないかと思います。(もし違っていたらすみません)

 名前はまあよいのですが、この 中部大橋 は、もともとは、佐久間ダムの建設資材を輸送するために建設された 専用側線 だったそうです。

 

 その 中部大橋 にきました。

 今でこそどこにでもありそうな普通の道路橋ですが、昔は、橋の中央に線路が敷かれていた時代もあったのだと思います。

 

 

 早速、渡ります。ありがたいことに、ちゃんと歩道があります。

 

 

 下は、天竜川 です。

 さきほどの 夢のかけ橋 と同じ川ですが、全然違いますね。

 釣りをしている方もいらっしゃいました。

 私は釣りのことはわかりませんが、鮎かなにかでしょうか?

 

 

 渡りました。↓↓

 

 

 この 中部大橋 ですが、横からみると、アルファベットの B を横にしたように見えることから、「B形鉄橋」とも呼ばれているそうです。

 ちょっと遠くてすみませんが、横からみると、こんな↓↓感じです。

 

 

3.天竜川橋梁 (上↑↑の地図で

 ここまで 未成線(夢のかけ橋)、昔鉄道だった橋(中部大橋)ときましたが、最後は、現役バリバリの鉄道橋です。

 飯田線 の 中部天竜 - 佐久間 間の 天竜川橋梁 です。

 

 この 天竜川橋梁 ですが、先ほどの 中部大橋 のように、横に歩道が設置されているのですね。

 というわけで、電車のすぐ横を、歩いて渡れるわけです。

 

 

 早速、渡ります。

 ちょっと不思議な感じがします。

 

 

 行きは、パシャパシャと写真を撮りながら、楽しく渡ることができたのですが、

 戻るときは、下を見てしまい、それからちょっと怖くなってしまいました。

 こういうときは下は見ないほうがいいですね。

 

 

 渡りました。↓↓

 

 

 もう一度、中部天竜駅側に戻り、少しばかり待ちます。

 来ましたあ! 飯田線 の電車です。

 

 

 目の前を通過していきました。

 

 

 昨日渡った橋の話は以上です。

 

 昨日は暑い中、我ながらよく歩きました。

 疲れましたが、とても楽しい時間でした。

 

 

 

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