(東京の基本列車)
6/26は筆者のコレクションの中でも核となりうる車両を紹介する傾向がありますが,今年は「E235系山手線」です.登場から5年以上が経過し,すっかりJR東日本の顔となりました.
車体形状が異なる10号車も含めて特にこの製品に対していうことはないです.現役の山手線電車はメーカー・販売店にとっても最も重要な製品の一つであり,鉄道模型を扱う店舗であれば在庫になくても取り寄せができると思います.
さて,先日「E235系1000番台 横須賀・総武快速線」が発売され,山手線の製品にも応用できるアップデートができるようになりました.
横須賀線車両の「増4号車・1号車」に使用する連結対応スカートが設定されました.増4号車・1号車には電連対応の切り欠きがあるスカートが実際に取り付けられていますが,模型の山手線につけても機能的なデフォルメとしては成立するようには見えます.なお,そのままのスカートで連結対応カプラーを取り付けるとカプラーが首を振りません.
これにより「EF64 1030〜1032」などと連結する配給輸送がよりリアルに行えるようになりました.
総合車両製作所新津事業所から(または長野総合車両センターへの)機関車牽引で行われる配給輸送の際は,被牽引車である電車のブレーキを機能させるために,電車のパンタグラフも上がることが特徴です.E493系ではどのようになるのでしょうか.いずれにしてもこの配給編成をE129系と並べる日が楽しみです.
2020年6月発売の「EF64 1030」の本来の企画意図は同時期再生産の「あけぼの」です.「北陸」のヘッドマークも含まれており,KATOからの発売にも期待したいところです.
※本記事は「EF64 1030」に着目し,テーマは「【模型車両】新潟」です.