西武鉄道 「本川越駅管区各駅めぐり」途中下車印・入鋏印記念収集券 ~その4

西武鉄道 でおこなわれておりました「本川越駅管区各駅めぐり」で配布されていた途中下車印・入鋏印記念収集券 を御紹介いたしておりますが、前回御紹介の「青券」の記事で、「青券」については西武鉄道の乗車券類としては大変マニアックなもので、緑色の自社地紋の他、真ん中に「SEIBU」という文字が刷り込まれているものであると申し上げました。
この様式の券はかつて西武鉄道で使用されていた乗車券類様式で、特急券が硬券主体であった当時、特急レッドアロー号の発着駅である池袋駅や西武秩父駅では平成初頭ごろから窓口に指定券発券端末機が設置され、そこで発券された特急券で使用されたものでした。しかしながら、当時は殆どの駅で硬券特急券発売されていたことと、コレクション的に端末発行券は人気がなかったことから、知名度の高い様式では無かったように思われます。


   

1994(平成6)年11月に西武秩父駅で発行された、端末で発行された特急券です。緑色せいぶてつどう自社地紋のドットプリンター用券で、券の両端にはストックフォームのように紙送り用の穴の開いた耳が付いていましたが、発券する際に窓口で切り取られて発行されています。
緑色の自社地紋の入った用紙ですが、真ん中あたりに「SEIBU]という文字が入っているのが分かります。


   

裏面です。ご案内文が印刷されていますが、項目は2行しかなく、大変シンプルです。

コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )
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コメント
 
 
 
Unknown (NAO)
2022-06-25 13:52:18
こ車時刻の印字位置からパッと見、西武秩父到着時刻かと思いました。
 
 
 
> NAO様 (isaburou_shinpei)
2022-06-25 23:57:06
コメントありがとうございます。
現在のJRのマルス発券の指定券類をみなれていますと、確かにそのような錯覚になりますね。
ドットプリンターを単純に使用したような様式なので、表現に制限があったかもしれません。
到着時刻を記載するというのが一般的では無かった時代なので、取り敢えず必要な事項を並べたような感がありますね。
 
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