新綱島検車区業務日誌

主に模型いじりの記録を、備忘録として。

【フロントページ】快速海峡の編成について【目次】

不定期で連載している「快速海峡の編成について」という机上研究シリーズが10回を超え、目当ての記事にアクセスしづらくなったのでフロントページを作成しました。

インデックスとしてご利用ください。

目次

 

記事一覧

快速「海峡」の編成について(その1)

「その1」では、編成研究に入る前に、前提知識として牽引機であるED79形についてまとめています。Wikipedia等で既に勉強されている方は、改めて読む必要は無いかもしれません。

 

快速「海峡」の編成について(その2)

「その2」では、「その1」に引き続き前提知識の確認です。50系5000番代車についてまとめていますが、やはりご存じの方は読み飛ばしていただいて構いません。

 

快速「海峡」の編成について(その3)

ここから実際の編成記録を元に、50系による編成パターンの考察を行っていきます。

「その3」では、記事執筆時点で収集済みであった、1988年から1996年までの編成をまとめています。「基本編成」と「増結車」の概念などはこの記事から登場します。

未だカーペットカーなどが登場していない頃、座席車だけで組成されていた時代の編成記録です。

 

快速「海峡」の編成について(その4)

「その4」でも引き続き50系編成について考察します。1997年のカーペットカー登場から、カラオケカー・ドラえもんカーなどの変わり種を連結した多様な編成が登場します。2002年の列車廃止まで5年程度ですが、編成記録の数は「その3」よりも多く集まっています。

 

快速「海峡」の編成について(その5)

「その3」・「その4」の公開後に読者の方から教えて頂いた情報を元に、1988年~2002年の運行全期間にわたって「組成がどのように変化してきたか」をまとめています。50系編成について一番まとまっているのがこの記事なので、ここから読み始めても良いかも知れません。

 

快速「海峡」の編成について(その6)

「その5」までは50系の編成について取り上げましたが、ここで初めて14系について触れます。「その5」では、「その1」や「その2」で行ったように、考察する上での前提知識の確認として14系500番代車についてまとめています。

 

快速「海峡」の編成について(その7)

14系は50系とは異なって「海峡」意外にも道内の急行列車などに使用されており、配置区も複数ありました。「その7」では14系の編成考察に入る前に、各年代ごとに14系がどれだけの数配置されていて、「海峡」以外のどのような列車に使用されていたのかをまとめています。ここからの逆算で、「海峡」にどの程度の両数しようできたのか、大まかな数を推測することができるかもしれません。

 

快速「海峡」の編成について(その8)

話は一旦50系に戻ります。TOMIXから50系「海峡」Nゲージ製品の発売が決定したため、既発売の製品からどのような編成が組めるのかをまとめています。「メーカーの編成表を信じてはいけない」と、少々強気な内容にしていますが、もし史実通りに編成を組みたければ、ぜひ読んでおいていただきたい内容です。

 

快速「海峡」の編成について(その9)

「その8」ではマイクロエース製品について、「その9」ではTOMIX製品について書いています。TOMIXNゲージ製品発売前のものですが、編成を組む上での個人的なコツのようなものを紹介しています。

 

快速「海峡」の編成について(その10)

Nゲージ製品発売を目前にして、製品の設定年代と思われる初期(1988年~1990年頃)の編成例を挙げて、製品からどのような編成を組むことができるのか改めて確認しています。「その3」公開後に得られた編成記録を追加してあるため、初期の編成を知りたい方には「その3」よりこちらの方が纏まっているかと思います。

 

快速「海峡」の編成について(その11)

「その6」「その7」で触れてから後回しにしていた14系編成についてようやく考察しています。ここでは1988年~1996年頃の「海峡」と「はまなす」の編成記録をもとに14系の編成考察を行っています。実は50系よりパターンが複雑かもしれず、全容を明かしたとはとうてい言えない内容ですが、それでもその一端をご理解いただけるのではないかと思います。

どの順で読めばいいの?

これらの記事は、私が「わかった順」に書いていますので、順に読むとかえって分かりづらいところがあるかもしれませんし、何か知りたいことがあって読まれる方は、すべての記事をお読みいただく必要はないと思います。

想定される“需要”ごとに、おすすめルートを紹介します。

鉄道模型の編成の参考にしたい

おそらくこのブログにたどり着かれる方の中で一番多いのが模型ユーザーさんではないでしょうか。かくいう私も、Nゲージの編成の参考にするためにこの考察を始めました。

模型を組むうえで50系の編成ルールそのものを知りたい方は、「その5」や「その10」をお読みいただいて、興味が湧いた方・もっと読みたいという方は「その3」「その4」に戻っていただくとよいかなと思います。

模型製品の仕様そのものについての記事は「その8」と「その9」にあるので、「このセットで組める編成を知りたい」という方はそちらをご覧ください。

14系についてはまだ記事を書き始めたばかりで記事が少ないのですが、TOMIXから発売された14系「海峡」セットを元に組まれる方は「その11」をお読みいただくと参考になるかもしれません。

当時の編成そのものを知りたい

模型を組む、といった目的ではなく、50系「海峡」の編成そのものについての理解を深められたい方は、「その3」から「その5」まで順番にお読みいただくと、私が結論づけた編成パターンについて「どうしてそう結論するに至ったか」という流れがわかりやすいのではないかと思います。実際の編成例を順にご覧いただいて、私と同じ結論に至られるか、または私とは違う法則に気づかれるか……ぜひ編成研究の面白さを体験していただきたいと思います。

14系についてはまだ記事が少ないですが、前提として「その7」をお読みいただいた後、「その11」を読んでいただけると良いかなと思います。

もちろん「その1」から順に読んでいただいても構いませんが……正直なところ、初期の記事は今読むとお恥ずかしいものでして、あまりおすすめはできません(笑)

お読みいただくにあたってのお願い

いつもの但し書きなのですが、このシリーズは模型の参考にしようと「快速海峡 編成」で検索をかけてもほとんどヒットせず、あっても数例のみで「何を何両どの順で繋げばよいか」という理解に至れなかったことから、「じゃあYouTubeで過去の動画を調べて、編成例を書き出してみたら法則がわかるのでは?」と思いついたものです。

なので当時を知るわけではなく、もちろん「中の人」等でもありませんので、間違った結論に至ってしまっている可能性は大いにあり得ます。参考にしていただければもちろん嬉しいのですが、あまり全面的に信用なさらないようにお願いいたします。

参照元YouTubeやブログ等、ネット上の公開情報である場合は極力URLを、書籍の場合は書名等をできる限り掲載していますので、もし興味のある方がいらっしゃいましたら元のソースに当たって頂いた方が確実です。

また、編成記録は著作物ではないため引用していること自体には問題ないと考えていますが、もしリンク先のページの著者様で「リンクを貼らないでほしい」等がありましたら遠慮なくご連絡ください。すぐに取り下げさせていただきます。

本シリーズ公開開始後、何名もの方に情報をいただいています。その全てを記事に反映することができておらず申し訳なく思っておりますが、実際に掲載しているか否かに関わらず、その全てについてとてもありがたく参考にさせていただいています。本当にありがとうございます。

もしここをお読みの方の中で、何かお手元に編成記録やその他資料をお持ちの方、もしくは資料価値のある雑誌・書籍等についてご存じの方がいらっしゃいましたら、ぜひご連絡をいただけますと幸いです。なかなか総括的な記事が作られにくい立ち位置の列車ですが、間違いなく「面白い」列車だと思っていますので、ぜひ他の皆さまにも研究成果を共有したく思っています。何卒よろしくお願いいたします。

 

それではまた。今後も資料を整理でき次第、記事を執筆してまいります。