RedWing-227系 /三原駅にて | 安芸もみじ / Historys, Trains, Townbikes - Hiroshima JAPAN

RedWing-227系 /三原駅にて


5月末から今月始めまで三原駅シリーズをUPしましたが、RedWing-227系も現れない訳ではなく、そこはちゃんと撮影しています。

今更ではありますが、広島の227系は老朽化した113系・115系・105系の置き換えを目的として、225系をベースに開発されました。

2015(平成27)年にデビュー前して、2019(平成31)年には1000番台が和歌山線・桜井線・紀勢本線でも運行を開始しました。




運行開始にあたり、神功皇后所縁の緋鯉、そして広島カープ、厳島神社などのイメージから広島らしさを象徴する、赤をベースにしたデザインでまとめられています。

愛称は、先頭車に装着されている赤い転落防止幌の姿が翼を広げたように見えることや、次世代の広島エリアの公共輸送を支える翼的な役割を担うことからつけられました。

「未来へ羽ばたく赤い翼」の意味を込めての「Red Wing」です。




RedWing-227系は2015年度グッドデザイン賞(移動用機器・設備部門)を受賞しました。

そして2023年度から、広島県東部や岡山県内の国鉄形電車置き換えのため、こちらにも227系が投入されます。

愛称はまだ策定中ですが、岡山市の桃や福山市のバラ、尾道市の桜などを想起させるピンクをシンボルカラーとしてあしらったデザインになります。




この三原駅では赤い227系とピンクの227系が1日に数回、顔を合わせることになりますが、それはとても楽しみで仕方ありません。

以前にも記しましたが、それによって113系・115系の大部分が引退してしまうことは、残念でなりませんけど。

ところで117系ですが、今年3月のダイヤ改正で岡山地区の快速サンライナーが廃止され、本来の役目を失いました。




そしてとうとう今月1日に、クハ116-101 + モハ116-101 + モハ117-101 + クハ117-101のE-07編成が、下関へ廃車回送されました。

先日、117系のトップナンバーが廃車となりましたが、今度は100番台のトップナンバーが運用を離脱です。

使い道の無くなった老兵はリストラという用途廃車ですが、227系の岡山デビューは意外にも117系全廃を招くのかも知れません。




E-07編成は関西圏での新快速運用を離れた後、下関で115系3000番台と共に運用に就いていました。

下関を離れて岡山へ転属したことが、早急な廃車という人生を歩ませたのでしょうか。

どちらにせよ、ピンクの117系デビューは岡山地区に波乱を起こすことは間違いありません。

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