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JR北海道 キハ261系5000番台 多目的特急型車両 「はまなす編成」・「ラベンダー編成」

JR北海道

2020年度に10両が製造されたキハ261系5000番台は、多目的特急型車両と位置付けられ、団体専用列車以外にも定期列車の代替輸送や繁忙期の臨時列車としての運行を想定した車両で、通常のキハ261系をベースに随所に変更が見られます。
そんなキハ261系5000番台「はまなす編成」・「ラベンダー編成」をご紹介します。

車外行先表示器

3色タイプのLED式行先表示器が採用されており、特急「北斗」や特急「フラノラベンダーエクスプレス」、特急「宗谷」などの表示にも対応しています。

1号車(増結1号車):フリースペース 「はまなすラウンジ」「ラベンダーラウンジ」

デッキとの仕切り扉には、「はまなすラウンジ」「ラベンダーラウンジ」と書かれており、ラウンジスペースであることが一目瞭然に。

車内は、運転台側に向かって左手がボックスシート、右側がベンチシートになっています。

ボックスシートは4人掛けで、真ん中に大型のテーブルが設けられています。

ベンチシートタイプにも、窓側にテーブルが設置されていますが、ちょっと手狭な印象。

ボックスシートには各テーブルと、ベンチシート区画は、2席に1箇所AC100V電源コンセントが設置されています。

デッキとの仕切り扉は木目調で、客室の木目調と相まってどこか落ち着いた空間になっています。

この「はまなすラウンジ」「ラベンダーラウンジ」車両には、販売カウンターも設置され、観光列車等で運用時には使用されています。

また、先ほどの販売カウンターの斜め向かいには、「多目的室」が。

特別に中を見させていただきました。
まるで個室空間が広がるこの「多目的室」ですが、、、

足を外してテーブルを下段に移動させると、、、フラットな空間になり横になることもできるよう想定されています。

一般座席:普通車

ラウンジ部が「増1号車」の場合:「1号車」~「4号車
ラウンジ部が「1号車」の場合:「2号車」~「5号車
※その他増結等により変更となる場合もあり。

「グレードアップ指定席」車両と座席筐体は似ていますが…

座席間にはインアーム式テーブルが装備されたほか、足元部にAC100V電源コンセントが2口装備されており、他の座席とは異なる仕様に。

リクライニング角度は程よくあり、背面テーブルも備えておりグループでも個人でも使えるように考慮されています。
電源コンセントを「uシート」みたく座席背面に設置しなかったのは、向かい合わせでの使用を考慮したからなんですね。

トイレ

トイレは、両先頭車を除く中間車に装備されており、うち「ラウンジ」を装備する車両の隣の車両には、車いす対応のトイレが装備されています。

温水洗浄便座「ウォシュレット」までは装備されていませんでした。

暖色系のパネルを用いることで温かみが演出されていますね。

運用

キハ261系5000番台 多目的特急型車両 「はまなす編成」・「ラベンダー編成」の運用は、JR北海道のホームページ内のキハ261系5000代のページに掲出されてます。

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