ジメジメした嫌な季節ですが、皆様はいかがお過ごしでしょうか?本格的に猛暑が始まりつつあるので、皆様も熱中症にどうかお気をつけ下さい。
岩手遠征ネタを投稿する予定でしたが、今回はJR中央本線の四方津駅(しおつえき)について綴らせていただきます。
ブログを始めて累計6年3ヶ月になりますが駅に纏わる記事を投稿するのは始めてですねアセアセ
岩手遠征の総集編記事は作成済みなので、気が向いたら投稿させていただきます。
本題の四方津駅のレトロな駅舎が、今月20日に新駅舎へ切り換えられたと当日の夜に知り衝撃を受けました。夏休みに帰省した田舎の駅を連想させる外観が好きで、訪問する度に駅舎もよく撮影していました。
四方津駅は私が好きな国鉄特急車両189系を撮影するため過去に10回ほど訪れた駅、2022年6月20日から新駅舎の供用が開始、レトロな駅舎は70年の歴史に幕を閉じました・・・が7月3日午前10時から「四方津駅旧駅舎お別れ会」を開催予定で、旧駅舎との記念撮影会や地元中学校吹奏楽部による演奏が行われるそうです。
189系豊田車ラストランを2週連続「四方津駅」周辺で撮影した思い出もあります。
足を伸ばせば様々な構図で撮影できるので個人的に四方津でよく撮影してましたね音符上写真の田んぼは数年前に稲作をやめた感じです。
四方津界隈で撮影していた頃が懐かしいなぐすん
朝の四方津は霧がかかり原則的
宿直明けに新宿駅から満員のホリデー快速富士山に乗って四方津駅へ向かい、ヘトヘトになりましたがレトロな駅舎の横を駆け抜ける様々な列車を見て元気を取り戻した思い出も・・・
残念ながら189系引退を境に足が遠のいてしまいましたが、リニューアルされたE257系が臨時列車で走る姿を撮りに再訪したいですねアセアセ
ワンパターンになるのを恐れて上野原とか他の撮影ポイントに行くようにしたのも、四方津へ行かなくなった理由のひとつタラー
70年の歴史を刻んだ四方津駅の駅舎でも様々なドラマが生まれたのでしょうねキラキラ
山梨県上野原市にある四方津駅は、1910年12月15日に大野貯水池の建設工事の資材輸送を行うため開業したJR中央本線の駅で、現在の駅舎は1952年から使用していたそうです。関係ありませんが私の母親と同い年アセアセ
四方津駅周辺は北側の高台にある住宅団地「コモアしおつ」へ続く近代的なエスカレーターが印象的ですが、近くに流れる桂川など自然豊かな地域です。
コモアしおつをはじめとする地元住民による有志が駅周辺のバリアフリー化を要望、それを受けて上野原市やJR東日本、国交省と連携して新駅舎の建設をはじめコモアしおつと駅を結ぶコモアブリッジ(上写真)に接続するエレベーターの設置やロータリーの新設などバリアフリー化整備事業が進められています。
そんな旧駅舎とのお別れを記念して、変貌を遂げる前の四方津駅を駆け抜けた列車を紹介します。
中央本線は長野総合車両センターで解体される車両の廃車回送や機器更新を行う現役車両など営業列車以外の列車も通りますが(写真は武蔵野線内)、今回は過去に四方津界隈で撮影した営業列車(試運転含む)に限らせていただきます!
ちなみに新潟車両センターの485系廃車回送を四方津で撮影しておけば良かったと後悔してますぐすん
前置き長くなりましたが、四方津を駆け抜けた列車をどうぞご覧下さいウインク

【四方津を駆け抜けた列車たち】
E233系0番台は中央線の主力車両、大月や富士急の河口湖まで乗り入れます
E235系0番台の試運転、山手線でお馴染みのこの車両はデビュー前に東海道線や中央本線で性能確認の試運転を行っていたのですにやり
山手線の車両が山間部を走る姿は新鮮でした
115系山スカ色、2015年11月のラストランツアーをもって長野地区の115系は引退、211系にバトンタッチされました
115系信州色、1965年から中央本線で活躍してきた115系と四方津駅のレトロな駅舎は画になってましたね
211系は115系置き換えのため、房総地区をはじめ東海道線・宇都宮線・高崎線で活躍していた車両を一部転用、信州色も似合ってますが・・・
189系国鉄色(豊田車M51編成)によるホリデー快速富士山、トレインマーク上の特急シンボルが無い当時の姿
特急シンボルが装着された189系国鉄色による特急あずさ、国鉄色に絵柄のトレインマークの組合せは最高キラキラ
189系あずさ色(豊田車M50編成)による快速山梨富士
個人的にはモモずきんラッピングが好きでした
189系グレードアップあずさ色(豊田車M52編成)、このカラーリングが復活した時は本当に嬉しかったですね
189系あさま色による特急あずさ、189系で最後まで生き残った長野のN102編成は特急「かいじ」や夜行快速「ムーンライト信州」の運転で中央本線を駆け抜けました
E351系による特急スーパーあずさ、189系引退より少し早い2018年4月10日にラストラン、全車解体されましたぐすんカーブが多い中央本線のスピードアップを図るため制御付き自然振り子式を採用したE351系が、四方津駅のカーブを高速で通過する姿は圧巻でしたキラキラ
特急あずさ・かいじの運行をE353系に統一、さらに特急富士回遊を新設して前述のホリデー快速富士山や快速山梨富士を廃止にしましたぐすんさすがに特急富士回遊は課金してまで乗りたくないですねアセアセ
E257系0番台による特急かいじ、武田菱をモチーフにした塗装はもう見られません
特急あずさ・かいじで活躍したE257系は特急踊り子や臨時列車などの波動用に転用されました
E257系500番台は房総地区の特急車両ですが、ホリデー快速富士山や快速山梨富士にも充当されていました
185系による特急はまかいじ、ブロック塗装が懐かしいキラキラはまかいじは廃止のアナウンスされてませんが・・・
253系1000番台による臨時特急むさしのかいじ、日光鬼怒川への足として活躍している253系が大宮から甲府を結ぶ列車として中央本線に入線していました
2014年7月からE259系による河口湖発着の成田エクスプレスを運行していましたが、特急富士回遊新設によって2019年3月10日で運行終了
485系ジョイフルトレイン「ニューなのはな」は房総半島での運転がメインでしたが、中央本線では快速山梨富士のほか「お座敷山梨ぶどう狩り」に充当、2016年9月26日の廃車回送を兼ねたツアー列車で四方津駅も通りました
485系ジョイフルトレイン華は、最後のお座敷列車として現在も臨時列車で中央本線にも入線します
215系によるホリデー快速びゅーやまなし、2021年3月ダイヤ改正をもって215系は引退・・・
エコパワーブルーサンダーの愛称でお馴染みのEH200形牽引による貨物列車、ブロアー音がやかましい山男は山岳地帯を力強く駆け抜けます

【おまけ】
2018年4月22日の189系M52編成ラストランツアー
2018年4月27日の189系M51編成ラストランツアー
できたら7月3日の旧駅舎お別れ会には行きたいと思っていますぐすん
長きに渡り鉄道利用者を支えた四方津駅旧駅舎よ、ありがとう、さよなら・・・
今回も最後までご覧下さり、ありがとうございました。写真は桂川にいたセキレイさんヒヨコ

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