なんだか、今年の3月まで放送していた、TBSラジオの伊集院光さんの番組のようなタイトルになってしまいましたが、今日、向日町(近キト)の117系T1編成が吹田へ廃車回送されたとのことで、今回は今年のゴールデンウィークに同じ近キト所属の117系に、京都~近江舞子間で乗車した際の後半(つまり復路)の記事です。


まずは比叡山坂本駅での上り京都行117系のお見送りシーンから。



そう容易く、関西へ行けない私。

恐らくこれが最後の117系のお見送りになるのだろうと思っています。


ちょっと大袈裟ですが、視界から見えなくなるまで湖西線ホームから去りゆく117系の普通電車を眺めていました。


そして、この駅で下車して山側へ歩きだします。

やや登り基調の道を歩くこと15分。


見えてきたのはこの駅。




京阪石山坂本線の「坂本比叡山口駅」です。

(江若交通とか、かつてあった鉄道路線の名残りを感じますね)


湖西線の比叡山坂本駅を通り過ぎ、そのまま117系で京都を目指しても良かったのですが、ブロ友の「うなぎさん」から、この線の乗車を勧められ、帰りの新幹線の乗車時間にもまだ余裕があったことから、勧められるがままに乗りに来た次第です。



そして、こちらが初乗車となる石山坂本線の列車。

車体は小ぶりなれども、カラーリングは当たり前ですが京阪電車しています。


車内が物凄く空いていたこともあり、運転室すぐ後ろの座席に座り一路大津方面へ。




全線複線化されており、車体は小ぶりなれどさすがは標準軌、揺れの少ない快適な乗り心地でした。



そして、いよいよ併用軌道区間へ突入。



道行く自動車に注意しながら、ゆっくりとびわ湖浜大津駅構内へ進入します。(道路左車線には京阪バスも見えます)



そして、びわ湖浜大津駅に到着。



引き上げ線には京都市営地下鉄東西線に乗り入れる車両が見えます。


この駅で折り返して、京都方面に向かうことも考えましたが、恐らくもう二度と乗ることはなさそうな路線でしたので、終点石山寺駅まで向かうことに。


途中、びわ湖毎日マラソンの中継で見覚えのある風景を目にしながら、石山駅辺りからは民家の軒先を縫うように走り終点の石山寺駅へ。


石山寺駅では一旦出場して、琵琶湖に注ぐ川のほとりへ。




琵琶湖の湖岸を思わせる風景にちょっとだけ魅了されました。


そして、京都駅への復路はこのラッピング電車に乗車。



そして、浜大津駅で京津線に乗り換えて一路、烏丸御池駅へ。



ここはあえてクロスシートの座席に乗り、

途中のびわ湖浜大津駅~山科駅間の急勾配と急カーブを堪能し、また京都市営地下鉄東西線の地下区間にも乗車し、比較的短い路線ながらも、十分に楽しむことが出来ました。


この乗車にて、2022年ゴールデンウィークの関西旅行は終わりになるのですが、最後に117系に乗れたこと、そして京阪石山坂本線、京津線と未乗かつ最初で最後の乗車になるかもしれない路線に乗れたことは、とても良い思い出となりました。


最後に京阪石山坂本線と京津線の乗車を勧めてくれた、ブロ友のうなぎさんに感謝して終わりたいと思います。


以上、ありがとうございました。