1レの旅 6 | こぴっとちぴっと

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やってみたいことをやってみた

入換灯を点けた「富士」を牽くED76 90号機が進入してきます。

この誘導員氏はEF81、「はやぶさ」「富士」の機関車すべての誘導を受け持っていました。ベテランさんなのでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

山型富士のヘッドマーク。

「はやぶさ」を牽くED76は前後にヘッドマークを着けていましたが、「富士」は進行方向のみでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

「富士」編成と連結します。

平板な「富士」のヘッドマーク、「北陸」や「トワイライトエクスプレス」のようなステッカーではなく、意外にも切り文字で浮き出ていました。

 

 

 

 

 

 

 

乗りたかったB寝台ソロ。

 

 

 

 

 

 

門司駅のホームの柱は、古レールを加工して組み、木造屋根を支えていました。

ホームは車両のステップの高さにちょうど合ったローライズホームでした。

 

 

 

 

 

 

 

白地に黒文字の国鉄フォントの行先表示幕。

「富士」は門司駅で25分近く停車した後、発車しました。せっかちな客には耐え難い無駄な時間の多い寝台列車でしょう。

新幹線が旅の主流になり、ビジネスマンが出張で公式利用する需要はほとんど無くなり、非公式に趣味的乗車賃上乗せ出張に利用する酔狂人が…乗り換え無しで長距離を弛緩して、横たわって行ける寝台列車だったのでした。

 

 

 

 

 

 

 

加速しながら駆け抜ける門司機関区。

部品取り機体か、ナンバープレートどころかパンタもワイパーも尾灯も取り外され色褪せたED76。側面ガラスも割れたのでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

このEF81はまだ生きているようでした。

 

 

 

 

このDD51 はナンバープレートは取り外されていました。

 

 

 

 

 

 

門司機関区にはナンバープレートを外れた廃車待ちの機関車が多数ありました。以前通過した時は、ピンク色に塗られたステンレス機のEF81 301がいましたが、既にいなくなっていました。

 

 

 

 

 

 

「はやぶさ」と分割され短くなった編成の先に見えるED76。

「はやぶさ」の後を追って小倉に着いたら、日豊本線に入り終着 大分へ向かいます。

 

 

 

 

 

 

 

10:00 目的地の中津駅に到着。終着の大分まで乗り通したいところでしたが…

 

 

 

 

 

 

中学卒業以来の中津駅。

蒸気時代の長い洗面台はまだ健在でした。