大阪都心を走る貨物列車、最後尾に補助機関車を加える背景事情 | 鉄撮り屋

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大阪都心を走る貨物列車が、最後尾に補助機関車を加えるプッシュプル方式となる。2023年春、JR西日本のうめきた(大阪)地下駅開業にあわせて駅周辺の勾配対応が必要になるためだ。JR貨物では同方式導入に向け、信号や電気機関車の増強を進める。

うめきた(大阪)地下駅は、東海道支線(梅田貨物線)を地下化し開業する。この支線には吹田貨物ターミナル駅(大阪府吹田市、摂津市)と安治川口駅(大阪市此花区)を結ぶ貨物列車が走っているが、地下化で最大23・5パーミル(1000メートル進んで23・5メートル登る)の勾配ができる。そのため貨物列車には先頭のけん引機関車に加え、最後尾に補助機関車が必要になる。

(ニュースイッチ6月21日)