皆様こんばんは、備前国鉄道です。


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↑国際会館駅にて。

昨日6月21日から、京都市営地下鉄烏丸線の新型車両20系の2本目となる2132Fの営業運転が始まりました。


初日は15時頃から竹田~国際会館間を3往復する運用に充当。


18時台に国際会館を発車する初日の最終列車に間に合ったので、乗車時の様子をお届けします。



20系は、1981年の地下鉄烏丸線開業の際に導入され老朽化が進んでいる10系初期車(1・2次車)を置き換えることを目的に登場した新型車両で、第1編成(2131F)は既に今年3月26日から営業運転を行っています。

10系初期車と同数の6両編成×9本が2025年まで複数年度に分けて製造される計画になっており、2022年はもう1編成デビューすることになっています。


車体や走行機器等は第1編成と変わりませんが、内装にはちょっとした相違点があります。

先頭車に設けられた多目的用の「おもいやりエリア」にある立ち掛けシートの展示スペースに納められた京都の伝統工芸品が、第1編成では「西陣織」と「京友禅」だったのに対し、第2編成では「京焼・清水焼」と「京仏具」に変更されています。

↑竹田方先頭車(2132)のおもいやりエリアには京仏具の展示。

↑国際会館方先頭車(2832)の同スペースには「京焼・清水焼」が。

さらに、運転室と客室の仕切り壁に取り付けられる銘板も第1編成とは異なるデザインになっています。

↑車内から見える銘板は「京象嵌(きょうぞうがん)」の技法が用いられ、地下を疾走する車両をイメージしたデザインになっています。

↑今出川駅にて。

今年中には第3編成も走り始めるようなので、今から楽しみです。