みなさんこんにちは!よしひろよしちゃんです。
今回はJRの自動券売機の使い方についてご紹介します
★自動券売機
たくさんの人が利用する駅のほとんどにあります。JRの自動券売機には大きく2種類あり左側を指定席券売機、右側を近距離券売機と言います。
★近距離券売機
基本的には乗車する駅から100km以内の普通金額式乗車券が販売されています。
★運賃表
普通金額式乗車券は発駅から着駅までの切符を買うのではなく、券売機近くに掲示されている運賃表を見て(着駅までの)乗車する区間の金額を選び購入します。
★普通金額式乗車券
乗車駅から◯◯円区間と印字された切符です。支払い方法は現金のほか一部の所では交通系ICカード、オレンジカード、クレジットカードが使えます。
★ICカードで購入した普通金額式乗車券
★オレンジカードで購入した普通金額式乗車券
現金以外で購入した場合は、ICやオレンジカードの表記が印字されます。(I・IC ・カなど)
近距離券売機では、このほかにも機能が備わっている駅があります。ここから紹介するのは全ての駅で対応している訳ではないのでご注意下さい。
●往復券
★JR西日本の近距離券売機で購入した往復券
★JR東海の近距離券売機で購入した往復券
往復の場合、以前に紹介した乗車券のルール通り有効日数は片道の2倍になります。
●回数券
★JR西日本の近距離券売機で購入した回数券
一部エリアでは既に販売が終了していますがJRの指定された区間で販売される普通回数券、200キロメートル以内の区間で乗車区間の両端の駅で設定され近距離券売機でも販売されている所があります。
●入場券・手回り品きっぷ
★JR西日本の近距離券売機で購入した入場券
以前にご紹介しましたので詳細はこちらをご覧ください。
●自由席特急券
★近距離券売機で購入した在来線自由席特急券
★近距離券売機で購入した在来線自由席特急券
特急列車など長距離利用の場合は窓口などに行かないと購入できないと思われがちですが、座席確保の必要がない自由席券は一部駅で近距離券売機でも販売されています。
通常、交通系ICカードやオレンジカードで新幹線などを利用することは、できませんが近距離券売機の支払い方法でICカードなどの設置があれば、切符に引き換えることが可能です。
●他社線連絡乗車券
★連絡乗車券
これまでに何度かご紹介しました。
一部駅(連絡運輸範囲内)では2社以上の乗車券を1枚にした連絡乗車券が販売されています。
●ICカードの購入及びチャージ
★ICOCA
★Suica
交通系ICカードの販売及びチャージも可能な近距離券売機があります。
もう皆さんよくご存知でしょう。
●定期券
★磁気定期券
通勤定期券や通学定期券(継続購入に限る)などが、可能な近距離券売機があります。但し本人確認が必要なものや、複雑な経路の場合は購入できません。
また最近は誤って切符を購入した際に無手数料で払い戻しが可能な機能が備わった近距離券売機も存在します。しかし換金防止のため現金以外で購入した場合は係員に申告する必要があります。
ここまで近距離券売機の使い方をご紹介しました。
それでは近距離券売機で買えない駅までの切符はどうやって購入するのか?
以下の方法になります。
①窓口で購入する
②自動券売機で運賃表に掲載されている着駅に一番近い駅までの金額を選んで購入し車内または駅で差額を精算する
③乗車駅証明書を発行し車内または駅で差額を精算する
ここでは①について触れます。
これまでは多くの駅に窓口があり、そこで購入ができましたが、近年人手不足や駅の効率化のため閉鎖される傾向にあります。
閉鎖され代替措置として、窓口のある駅まで無料で行ける特例がある所や窓口とほぼ同じ対応が可能な券売機を備えている所が大半です。
★閉鎖された、みどりの窓口
JR西日本エリアで多く見られるのが、受話器がついた券売機。窓口が閉鎖され替わりに設置されています。
ここで本日2種類目の券売機をご紹介します。
★指定席券売機
指定席券売機は大きく2つに分かれ、受話器があるタイプとないタイプがあります。
★指定席券売機(みどりの券売機)
こちらは受話器のない指定席券売機。JR西日本では、みどりの券売機と呼びます。
この券売機で大半の切符が購入できます。
★普通乗車券
★特急券(指定席)
★回数券
★入場券
★定期券
長距離乗車券や指定券も複雑な経路でなければ問題なく発行できます。
★企画乗車券
★ネット予約で受け取った切符
また企画乗車券やインターネット予約の切符受取も可能です。 ※
※指定された駅のみ可能です。
★マルス券の近距離乗車券
一部駅では近距離券売機と指定席券売機を一体化されており指定席券売機にて近距離乗車券が販売されています。
★クレジットカードで発行した乗車券
★ICカードで発行した乗車券
指定席券売機の支払い方法は現金のほか一部駅ではクレジットカード、ICカードが使えます。※オレンジカードは使えません。
しかし受話器のない指定席券売機でも対応できないのは割引が適応される切符などです。
ここで受話器のある指定席券売機の出番となります。
★指定席券売機(みどりの券売機プラス)
こちらは受話器のある指定席券売機(アシストマルス)。JR西日本では、みどりの券売機プラス、JR東日本では話せる券売機などと呼びます。
券売機横にカメラ機能があり、オペレーターを呼び出して割引証を提示できるため遠隔で販売が可能になっています。なお呼び出しボタンを押さなくても上記で紹介した受話器のない指定席券売機同様、自身で操作することも可能です。
但し以下の切符などは受話器のある指定席券売機でオペレーターを呼び出しても取り扱いができないので注意が必要です。
●非磁気券の取り扱い
★特別補充券
機械では発券できない経路数が多い場合、割引の場合、団体乗車券の場合などのほか。そもそも機械が設置されていない所では上記のような手書き特別補充券によって発券されます。
この券売機では磁気券のみに対応しているため特別補充券が必要な切符の購入や変更、払い戻しはできません。
●B-POS券の取り扱い
★上:マルス券 下:B-POS券
見た目は同じに見えますが、よく見ると印字が若干異なります。みどりの窓口や券売機で販売されているのは写真上のマルス券です。B-POS券はみどりの窓口ではない窓口販売の駅や大量に切符を発券する需要がある駅の裏側(通称:裏POS)に設置されています。
乗車変更(乗変)や払い戻しの際、原券がB-POS券だと、指定席券売機は磁気を読み取ることができません。
●一部の私鉄との連絡乗車券
★鉄社割 連絡乗車券
以前にもご紹介しました。
JR線と私鉄との連絡乗車券が販売されていますが一部複雑な割引設定があり、指定席券売機では対応できないことがあります。
●一部の企画乗車券
トクトクきっぷと呼ばれる乗車券です。
切符によっては取り扱われていない場合があります。
●イベント券
★京都鉄道博物館入館券
劇場・博物館チケットなど、みどりの窓口で取り扱われてるイベント券は対応していません。
●ICカードなどの再発行や払い戻し
(オレンジカードなども含む)
★電子マネーICOCA
ICOCAの購入は近距離券売機でできます。
なお本人確認が必要な子供用ICOCAは対応できません。
アシストマルスは有能な機械ですが、対応していないことも、そこそこあります。
こういった場合どうすればいいのか?
①駅係員がいる場合は対応してもらえる場合があります。
非磁気券やB-POS券を原券として乗車変更や払い戻しを行う際は、オペレーターと駅係員立会いのもと一度新しい切符を購入し後で改札の駅係員から返金してもらうという方法です。
②近隣の窓口がある駅にいく
窓口に行く際は係員やオペレーターと相談し近隣窓口まで無料で行ける場合があります。
この場合何パターンかあります。
★乗車券類購入 乗車票
アシストマルスのオペレーターに申告し発行された乗車票です。
このほか改札口に係員がいれば申告して発行してもらうこともできます。
★近距離普通乗車券
先程紹介した近距離券売機で近距離普通乗車券を購入し窓口がある最寄り駅で降車する際、改札機に挿入せず改札口係員に申告し返却してもらう方法などがあります。
ということで大抵の切符は自動券売機にて購入できることがわかりました。
未だ購入が不可能なのは団体乗車券や学割乗車券などの割引証明が必要な切符や多経路の切符なとでしょうか。
ですが今でも窓口には長い行列ができていることがありますよね。時間が勿体無いと感じます。
皆さんも自動券売機を上手く活用し便利に切符を購入してみては、どうでしょうか?
ご覧いただきありがとうございました。
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