車両いじり ~旧型客車 室内灯点灯化加工オハ31系~ | Sentaro's blog せんたろう徒然なるブログ

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相変わらず仕事は忙しく、平日は何もできない日々が続いています。


休みの空いた時間で前からやろうと思っていた作業を始めることにしました。

《KATOオハ31系客車室内灯点灯化》

今年に入ってから、40年以上前に買ったオハニに増結してC11に牽かせたくて、少しずつ揃えていたのは前にもお伝えしました。
揃えたものの、前にカプラーをジャンパ栓付きKATOカプラーに交換までは済ませておりますが、これ以外は手を着けていません。
KATOの旧製品です。室内灯はオプションにありませんので、なんとか自作で付けようと試みたいと思います。
まずは1両パイロットケースでやってみます。

室内灯自体はいつも通りテープLEDの電球色で作りますが、集電システムをいくつか作る必要があります。
まずは台車集電板の作成から。
KATOの現行既製品ではオハ31の台車に合う集電板がありません。オハ31の台車の軸間距離が16mmなのです。青銅板を切り出して作ることにしました。
台車に設置する仕様は、長さ20mm、幅2mmとしました。
青銅板の幅は100mmですので、一度に5枚切り出せることになります。
油性マジックでけがいて、カッターで何度もスジをつけながら切っていきました。厚み0.1mmの割になかなか上手く切れませんでした。
ようやく切り出し完了。
これに中心から左右8mmのところをマークします。
うまく2mm幅の中心にけがけていませんが、穴開けの時に調整します。
1mmピンバイスで穴を開けました。
この穴で車両の車軸を受け電気を伝えます。電気をボディ側に伝える為に、この集電板の中心にスプリングをハンダで固定しました。

同時並行で、室内の室内灯受けの集電板も作成します。
2mm幅の集電補助板を20mmにカット。5mmのところで折り曲げL字にします。長い方の1.5mmで室内灯のブリッジダイオードに付ける集電スプリングを受ける形です。
また、無被覆銅線をハンダで付けて、最終的には床下に銅線を伸ばし、台車集電板と結ぶ予定です。
これからハンダ付けするところです。

そうして、すべての予定している集電部品の自作作業が終了。
上からテープLED室内灯、下が床下に貼る補助板。右が室内の集電スプリング受け用、下が台車集電板です。
台車集電板のへの集電スプリングのハンダ付けも、下手くそながらなんとかできました。TOMIXの5.5mmの物を使用しています。
部品の取り付けに移り、台車からの集電スプリングを受ける集電板を床下に貼り付けます。貼り付けはゴム系接着剤を使いました。

台車集電板の取り付けは、かなり台車の加工が必要ですので、今回はここまでで終了にします。

次回以降、最終仕上げにかかります。