去る４月１日より、昭和自動車（昭和バス）が運行します高速路線バス・一般路線バスにおきまして、新たなバス停が生まれました。

　それが「横田下東（よこたしもひがし）」バス停でありまして、佐賀県唐津市浜玉町に設けられておりまして、後述のように国道２０２号線バイパス沿いの所に設けられております。

　このバス停に停車しますのは、唐津～福岡線「からつ号」、伊万里～福岡線「いまり号」、一般路線バスの「七山線」、そして浜玉町乗合タクシー（タクシー事業部運行）がこのバス停に停車を行っております。

　（「からつ号」、佐賀２００か・５４５、日産デＰＫＧ－ＲＡ２７４ＴＡＮ）

　（「いまり号」、佐賀２００か１１－２４、日野２ＴＧ－ＲＵ１ＡＳＤＡ）

　（「七山線」、佐賀２００か・９３２、日野ＳＫＧ－ＨＸ９ＪＬＢＥ）～改正前、細川行き時

　尚、この改正では「いまり号」も唐津インター口～西九州自動車道～浜玉中学校間が廃止となっておりまして、新たに経路を変更の上、既にバス停は存在しておりました今組、そして「からつ号」の停車地でもあります鏡山下各バス停にも停車しております。したがって、「からつ号」・「いまり号」は福岡～横田下東～鏡山下間は後述の本数で運行されるに至っております。

　さて、今回ご紹介しますのは、その新しく設けられました横田下東バス停に関しまして、これまでバス停設置前から収めてもいましたので皆様にご紹介してまいりますし、一般路線バス「七山線」に関しましても経路変更も行っておりましたので、併せて皆様にご紹介してまいります。

　今回の改正では、唐津市の鏡地区、浜玉町が最近人口が増えている事もありまして、そう言った形に応えるように経路変更を行っております。したがって、「いまり号」は平成１５年～１８年の間鏡バス停に停車を行っておりましたが、１６年ぶりに鏡地区に停車するようになっております。

　まずは横田下東バス停の時刻表であります。この改正では、「からつ号」の一部・「いまり号」が全て停車を行っておりまして３０本以上が停車を行っております。尚、「からつ号」は混雑防止の観点から６～８時台は停車は行っておりません。

　また、それ以外は「七山線」、浜玉町乗合タクシーが停車を行っております。それでも、本数の違いが高速と一般路線とが違う事もわかるのではないかとも思います。

　ここからは、バス停設置前に私が収めておりました画像より周辺をご紹介したいと思います。横田下東バス停の福岡・七山寄りには、画像のようにコンビニエンスストアも設けられておりまして、飲み物を購入されるにはふさわしいと思います（尚、「新型コロナウイルス」の観点から、車内での飲酒は禁止されております）。また、バス利用でのコンビニ駐車は禁止されておりますので注意していただきたいと思います。

　（現在）～バス車内より

　一方、唐津方面はコンビニの反対側になります。それにしても、バス停設置決定時より街路樹を撤去、その上に舗装してある所からも、それら場所にバス停が来る事を裏付けていたようでもありますので、この撮影時も正直分かりやすくなっていた事も伺えるのではないかとも思います。

　尚、ここから「いまり号」の利用はできませんので、ここから乗車となりますと「七山線」の唐津方面向けのみとなります。ちなみに、このバス停の次が鏡山下バス停にもなりますので、わずかながら「からつ号」・「いまり号」のような感覚は味わう事はできるようになっております。

　ここは、唐津方面～福岡・七山方面へは画像の横断歩道を使用していただく事になります。ちなみに、横断歩道の位置からも遠回りになっているのがわかりますが、交通量が多く、安全のためを思えば仕方がありませんので、それぞれルールは守っていただきたいと思います。

　（福岡・七山向け）

　（唐津・伊万里向け）

　さて、４月の改正では「七山線」が唐津からの便は「ななのゆ」と言う温泉施設までの運行となっておりまして、上の画像の日野ポンチョの行先にあります、佐賀市との境にもなります細川バス停までの路線バスは運行されなくなっております（乗り換えの形となります）。また、運行区間変更に伴いまして「虹ノ松原」を通るルートは廃止となっておりまして、かつて優等路線も運行されてきましたこの区間に路線バスが通る事がなくなっております。

　（鏡山入口旧バス停）～廃止後撮影のため袋がかけられております

　今回は、昭和バスの新たに設けられましたバス停であります横田下東バス停を中心にご紹介しましたが、実際に周辺も宅地化が進んでおりますので、この停車地追加はわからなくもないのではないかと思います。それにしても、急に上下合わせて７０本以上もの高速路線バス・路線バスが停車しておりますので、この期待も大きいのではないでしょうか。私自身も、正直運行経路変更などここまで変化に富んだダイヤ改正は久しぶりでもありましたが、その一方「虹の松原」区間のように運行しなくなった区間もある訳ですので、１つの時代が終わっている事も存じていただければと思う所であります。