昨日は朝から所用で都内に出向いておったのですが、午後からフリーになったので軽く撮り鉄をして帰ることにいたしました。
今回赴いたのは、当ブログ初登場の京王電鉄であります。
なんで今回京王に出向いたのかというと、先日新潟駅で開催された鉄道部品販売の場で、お仲間さんより以下のキャンペーンの存在を教えていただいたのです。
京王電鉄 プレスリリースより
現在京王電鉄では、「ヤマノススメ」というアニメがコラボして「2022年 高尾・陣馬スタンプハイク」なるキャンペーンが行われており、京王沿線随一の観光地である高尾山と陣馬山をハイキングしながらスタンプラリーすると、コラボグッズなどが貰えるそうです。
とはいえ、私は基本的に登山もアニメも興味が無い人なのでスタンプハイク自体はどうでも良く、プレスの最後にちらっと書かれていたこちらがメインです。
かつて行楽客輸送のため休日朝に新宿を発車する特急に掲げられていた「高尾」「陣馬」のヘッドマークが、今回のスタンプハイクに合わせて復活するとのこと。
このヘッドマークは現在は使用されておらず、復活するのは2013年のスタンプハイク以来9年ぶりだそうです。
特に「陣馬」のほうは、前々から各種雑誌で過去の写真をみたことがあって、一度実物を見てみたいなぁ~と思っており、色々と調べているうちに撮影欲が湧いてきました。
京王線はブログ開始前も含め一度も撮り鉄したことが無い路線なのですが、今回の機会を逃すと今度いつ復活するかもわからないので、「陣馬」ヘッドマークを撮影すべく初訪問してきました。
今回の舞台となる京王線は、基本的にほぼ東西方向に走る路線なので、午後は西行き(下り)のほうが光線が良好ですが、今回は時間も無いのでカット数を稼ぐべく、逆光ながら上り列車も狙っておくことに。
新宿駅から特急に乗って千歳烏山駅で下車し、まずは駅撮りをすることにしました。
思ったより早く現着したため、いい機会なものあるので練習がてら全列車を撮影して暇つぶしします。
まずやってきたのは、京王線の最古参車両である7000系の7726F。
7000系では行先表示器がフルカラーLEDに更新された車両もありますが、この編成はまだ原形の幕式を保っており、初期車の特徴であるコルゲート車体も相まったクラシカルなスタイルは趣味的にそそりますな。
続いてやってきたのは、現在の京王線で最大勢力な9000系の9739F。
・・・なのですが、実はこの車両を見たとき「なんだこれ?」って感じで、9000系の存在を全く知りませんでした (^_^;)
京王電鉄に関しちゃ全然分かってないニワカなので、許してくださいませ。
お次は9000系と双璧をなす勢力を誇る8000系の8728F。
個人的に「京王線といえば8000系」って認識だったので、9000系なんてあったのを知らんかったのでしょう・・・。
今度は7000系の後期グループにあたる7805F。
車体側面の補強が前期グループのコルゲートからビード加工になり、ついでに方向幕もフルカラーLEDに換装されてちょっと現代風になっております。
そしてこの列車の前4両は後期車、後ろ6両はコルゲートの前期車からなる10両編成を組んでおり、よく見ると違いが判って面白いですね。
こちらは京王線の直通先である都営新宿線用の都営10-300形10-520F。
この編成は2015年に製造された4次車ですが、都営10-300形も我が京急1000形には及ばないものの、製造年度で「本当に同じ形式?」と言いたくなるくらい仕様が違うので、こちらもニワカには良く判りませんな (^_^;)
ちなみに3次車以降は常磐緩行線用のE233系2000番台ベースらしいですが、LED方向幕の写しづらさもE233系譲りのようで、京王車が1/400で大体写るのに対し同じSSで切ると盛大にぶった切れるのは困りもんですね・・・。
本命一本前は7000系7723F。
7000系充当の前2本と合わせ、オールコルゲート、オールビード、コルゲート・ビード混合をダブり無しでコンプ出来ました。
でもって今回のメイン。
今回の本命である8000系8706Fが、誇らしげに「陣馬」のヘッドマークを掲げてやってきました。
京王線の笹塚~調布間は、休日データイムでも1時間当たり21本もある超過密路線ゆえ、ここでも時折被って撮れないこともあったのですが、なんとかギリギリで被り回避できて良かったです。
停車した隙に、お目当てのヘッドマークをパチリ。
8706Fは10両固定編成ゆえどの駅でもホームいっぱいに停車するので、ヘッドマークを撮影するのは地味に面倒なのですが、千歳烏山駅は上下ホームが若干ズレている関係で、比較的簡単に撮ることが出来ます。
陣馬山山頂にある「白馬の像」をモチーフにした、ちょっとかわいいデザインのヘッドマークを無事回収できて、ここでの目的は無事達することが出来ました。
といった感じで、千歳烏山駅での撮影はこれにて終了。
このあとは順光となる下り列車を撮影すべく、次なる場所へと移動します。