JR九州で活躍を続けている国鉄形交直流電車の415系ですが、Fo107、Fo109、Fo125の3編成は運用を離脱し、1年以上前から門司に疎開留置されています。

 

 

 

門司駅手前の鹿児島本線下り線、関門トンネル門司側出入り口付近の側線に留置されたFo109編成。その後方にFo125編成がいます

 

 

Fo107編成はトンネルを挟んだ上り線側に置かれています。3編成とも国道3号線から入った踏切から確認できます

 

 

 

これら3編成はおそらく廃車前提でしょう。心の中で「お疲れさま」と声をかけたいところですが、どれも乗ったことがあるだけにちょっと寂しい光景です。

 

 

415系は関門・北九州地区では日常的に走っているので、雑草に覆われた側線で錆も出てきた姿はピンとこないのですが、製造から40年以上経っていることを考えると、引退の足音は確実に近づいているようです。

 

 

(記事と写真は2022年5月下旬時点のものです)

 

 

【追記】

門司疎開留置の415系3編成は、9月14日までに廃車回送されたようです。(22.9.16)