ツアーで参加『SL銀河』釜石→花巻 復路編 | あぁるびぃの勝手にオフレボ探検隊

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昨夜は展望大浴場にゆっくり浸かり

軽く部屋飲みした後ぐっすり眠りました。

ホテルの朝食もしっかり食べて万全の体制。

昨日の往路に続き

本日は釜石から花巻までの乗車

 

チェックアウトするには少し早いので

駅に行って『SL銀河』の見物。

朝食食べてる間に連結作業終わってましたw

シープラザ釜石の通路と

デッキはお見送りスペースになっていて

ちょうど写真撮影もし易くなっています

風はちょっと強いけど快晴。

重厚な車体に朝日を浴びるシゴハチ。

箱型の列車には無い“無骨”なフォルム

魅了される何かを感じます。

 

釜石観光物産協会様のSL銀河の紹介動画です

 

ドローンの空撮とか転車台風景など見所アリ

 

時間になったので、チェックアウトして

駅に向かいます。

 

改札には『SL銀河』乗車の人の列

観光協会の人が遠野で使えるクーポン入り

パンフレットを手渡してます。

改札を抜けると乗車記念ももらえました。

SLのごはんと書かれた石炭です。

釜石のイメージキャラ“かまリン”が

お見送りに来ています。

 

復路の座席は窓側チョキ

発車前に窓から乗り出しカメラ

 

この復路の座席が良い位置で

向かい側に座席がありません

短い足ですが延ばし放題爆  笑

 

出発時刻になり多くの人の

お見送りの中釜石駅を出発です。

隣席の方に断りを入れ窓を開けて

しばし、SL牽引の客車列車を楽しみます。

蒸気機関車独特の音と匂い

そして山間に響く汽笛の音

まぁ、これやると石炭の燃えがらが

結構バチバチ顔に当たるんですわアセアセ

後、白いマスクはすぐに黒ずんじゃいますw

アルプスの牧場のチャイムの後

停車駅と車内案内の放送が入る。

本日も指定席は全席完売。

 

釜石駅を出てしばらくすると

仙人峠のオメガループに入ります。

そして緑の谷にひと際目立つ赤い鉄橋

釜石線の鬼ヶ沢橋りょうです。

地上55mに架けられた

全長110mのトラス橋

あの上を『SL銀河』が走っている姿・・・

撮り鉄でなくともその姿を写真に収めたい

そんな思いが沸き上がってきます。照れ

 

『SL銀河』陸中大橋駅に到着

車両の点検を行い仙人峠に挑む準備を整え

大きくループを描いて鬼ヶ沢橋りょうを

渡るのです。

その橋りょうからさっき通った線路

そしてそこから撮影すると

こういう姿を撮影できるのですね照れ

 

長いトンネル区間に入るので

売店へ買い物に向かいます。

釜石駅で車内販売PRをしていた

『帆立おこわ弁当』を買うのです

もちろんビールもねウインク

中身の写真は列車の振動でブレまくって

使い物にならなかったのでありませんw

ビールは昨日とは別の

“大槌復興米”GOLDEN ALE です。

 

そして、その足でプラネタリウムの

鑑賞整理券も確保

お弁当を食べビールを飲みつつ

車内の時間を過ごし遠野駅到着

ここ遠野駅11:46着で13:53発

2時間ほど時間があります。

 

 

ところが・・・

 

 

俺は何を勘違いしていたのか

1時間と思っていましたガーン

さて、この時間をどうするのだタラー

 

食事にしても、先ほど車内で弁当食べたし

中々どこのお店も混雑気味。

あてもなくブラブラするにはかなり暑い日

という訳で適度に喫茶店で過ごしつつ

タクシー乗り場の喫煙所で寛ぎつつ

遠野といえば柳田国男の『遠野物語』

そして、河童淵に代表される河童推し

駅前ロータリーのカッパのオブジェを見て

痩せてるけど腹筋割れてるわ~ラブラブ

と、キャッキャハート言ってるマダムを眺め爆  笑

リアルな河童も居れば

市公式キャラのカリンちゃんに

遠野駅の屋根は鬼瓦が河童だったりとびっくり

様々なスタイルでアピールしてます。

 

せっかく釜石駅でクーポンも貰ったので

ここでお土産も買っておきます。

会社や友人へのお土産自分のコレクション

色々買ってたら6千円も使ってたアセアセ

 

荷物を置く為『SL銀河』に戻る。

人も少なく写真を撮るにはいいチャンス

機関車の点検も終わったようで

機関士・助手、整備員、気動車運転手の方は

チョッとリラックスタイム。

親子連れ相手に写真サービスや

子供のSLに関する質問に答えたりして

のんびりとしたのどかな時間。

 

時間になり『SL銀河』はホームの端から

多くの方のお見送りをうけ

花巻へ向け出発します。

 

『ガラクシーア カーヨ』

[銀河のプラットホーム]という

エスペラント名を持つ宮守駅で停車

この宮守駅と次の岩根橋駅の近くには

[めがね橋]と[岩根橋]という『SL銀河』

人気撮影スポットがあります。

どちらも『SL銀河』通過時に映える

コンクリート造りのアーチ橋です。

 

宮守駅を出発したら

そろそろ、プラネタリウム見学の時間

プラネタリウムは3分程

宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」を

ショートストーリーで上映

 

席に戻って少しすると

『プリーラ リヴァーゼ』

 [光る川]土沢駅に到着

 

ここまで来ると『SL銀河』の旅も

名残惜しいが残り20分程。

新花巻駅でもたくさんの人に見送られ

もうすぐ終着花巻駅

長いようであっという間だった

『SL銀河』往復乗車の旅

最後は機関士さんに見送られ

普通 北上行で花巻を離れ北上駅へ

はやぶさ110号で東京そして

ひかり661号に乗り名古屋と帰りました。

 

今季で運行終了の『SL銀河』

引退して公園で展示保存されていた

82年前に製造された蒸気機関車 C58 239 

引退から40年の時を経て復元。

 

客車はJR北海道から譲渡されたキハ141

これも種車は40年前の50系客車に

エンジンと運転台を取り付けて

無理やり気動車に魔改造した車両です。

『SL銀河』運行終了はこの気動車の

老朽化によるものです。

このPDC自走客車のおかげで仙人峠を

越える事が出来ていたのです。

 

故郷の北海道も新型のH100 DECMOへ

置き換えられ姿を消し始めいてるので

仕方ない事とは言えど

JR東日本も、違った形での支援をといった

なんとも言えない表現をしていますが

GVE400を使って客車の雰囲気を残すのか

HBE300にして展望席を設けるのか?

それともSL牽引はやめてしまうのか。

 

動態保存機として2機しか運用が無いC58

数十億の費用を掛け40数年の時を経て

車籍復帰した蒸気機関車をこのまま

再び眠りに就くのは寂しいものです。