乗り降り記録ブログ[駅ログ]

全国の鉄道駅の乗り降り記録を綴ります

#3685 板倉東洋大前(2022.6.4)

柳生から一つ戻り板倉東洋大前へ。今のところ東武日光線の駅では開業年が最も新しく、かねてから早く訪ねようと思いつつも気が付けば25年が経っていたという曰くつきの駅です。今回、一駅降りるごとに県が変わる区間(藤岡~柳生)を探訪する中でようやくの来駅となりました。

かつては、快速列車も停まった板倉東洋大前。速達列車で颯爽と訪ねるつもりが、それが叶わなくなり、つい後回しになっていたというのもあります。満を持して訪れたからにはそれなりの時間を過ごしたいもの。15:18着の後、再び栗橋方面に向かうには早いところで15:28発がありましたが、滞在10分ではあまりに短いのでその次の15:57発にしました。一つの駅で40分ほどを過ごすというのは普段の降り乗り旅ではまずありません。珍しくゆとりある過ごし方ができました。

板倉東洋大前駅駅名標にある通り、所在地は群馬県板倉町。同町にある唯一の駅で、1997年の当駅開業で藤岡(栃木)、板倉東洋大前(群馬)、柳生(埼玉)の「3駅3県」区間が誕生しました。
15:28発の南栗橋行き普通列車。これに乗って帰るプランもありましたが、せっかくなので次の列車にしました。

ホームは2面4線。コンコースも広く、東西を結ぶ自由通路も広々としています。駅舎ももちろん立派なもので、西口外観については何枚も構図を変えて撮るなどしました。

板倉東洋大前駅外観。請願駅とは思えない見事な橋上駅舎。
自由通路中央部(改札前)。上り方面の線路を軸に駅南側の眺望を楽しめます。窓の装飾も注目ポイント。

あとは駅前のスーパーで買い物など。そうこうしているうちに発車時刻が近づき、東口方面については自由通路から見下ろすのみに。散策する時間はありませんでした。

板倉東洋大前駅改札内コンコース。奥は下り方面(北側)。
板倉東洋大前駅ホーム。2面4線で広め。15:55、3番線を東武日光行きの「けごん33号」が通過して行きました。
南栗橋行き普通列車板倉東洋大前15:57発)

帰りは栗橋まで出て、JRに乗り換え。16:09着-21発でまずまずの乗り継ぎができたものの、新白岡と白岡の間で下りの「カシオペア紀行」とすれ違った際に踏切安全確認による緊急停車(+送電支障)に見舞われ、見事に遅延。大宮着16:53のところ、5分余り遅れての到着となりました。

団体専用列車「カシオペア紀行」とのすれ違い(緊急停車後、最後尾から撮影)。奥に見える高架の道路は東北自動車道

カシオペアを見送ることができたのはいいとして、駅間での停車はやはり避けたいところ。車内の照明なども落ち一時はどうなるかと思いましたが、早くに運転再開となったのは踏切での一件が比較的軽かったためでしょう。いずれにしろ、撮影時のマナー等には注意してほしいものだと思います。

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