藤岡の先、順に降り乗りをするのであれば板倉東洋大前、柳生になりますが、柳生にちょっとしたスポットがあり、そこの見物を優先することにしたため、順序を変更。14:30に柳生に着き、現地での過ごし方に応じて乗る列車を決めることにしました。いつもは列車の時間に合わせて、あわただしく過ごすことが多いので、少々異例。時間配分はさておき、とりあえずお目当てのスポットに向かいました。
柳生駅の所在地は埼玉県加須市。埼玉県内なので、11/14に使える「埼玉県民の日フリー乗車券」で訪ねることもできます。フリー乗車券を使う機会がある度、ずっと行程を画策していたのが当駅。結局のところ埼玉県内にある東武の未乗降駅で最後に残ってしまった次第で、今回ようやくとなりました。
柳生から東に500m行くと、埼玉、群馬、栃木の三県を分かつ「三県境界」があるスポットに出ます。県境などが三つ以上交わる箇所は全国に少なからずありますが、平地にあってしかも徒歩でアクセスできるのは当地のみとのこと。県境は水路に沿っていて、その交差部に標識があります。それをとにかく見学、撮影するのがメインテーマ。現地では10分余り過ごし、駅に戻りました。
上り列車で帰ろうとすると次は15:31発。さすがに持て余してしまうので、15:15発の東武日光行きで一つ戻って板倉東洋大前に行くことにしました。
フリーきっぷを使っている際は行って戻ってというのはごく当たり前ですが、そうでない時は気を付けたいもの。藤岡→板倉東洋大前→柳生の順であれば、IC運賃で147円+147円でしたが、藤岡→柳生→板倉東洋大前としたことで、168円+147円に。より長く列車に乗る、車窓を楽しむという点ではそれもアリだろうと思うのでした。