かねてから車両の増強を考えており、待避線セットを準備したあたりから具体的な車両選びを検討していた。当初は幼少の記憶に鮮明に残っているL特急に惹かれていたが、Nゲージの実車を見るとあまり購入意欲がわかなかった。



さらに今後の複線化やある程度長めの編成が最初から手に入り、なおかつ幼少のころの記憶に残る国鉄車両とは何かを検討。その結果ブルートレインのベーシックセットにたどり着いた。これなら車両はおろか、レールもコントローラーもまとめて手に入る。バラで購入するのとどちらがコストメリットがあるか調べてはいないが、ひと通りのアイテムが容易に手に入る簡便さは魅力でもある。


箱を開封し、最上段に格納されていた車両を取り出した。電気機関車1両と客車が4両のセットで、3両しか入っていなかった東海道線よりも、やはりボリューム感は格段に上だと感じる。


その他セットはとくに真新しさはない。それでもNゲージ初心者の私は身の程を知ることを信条としているので、手抜きをせずに取り扱い説明書を熟読しておいた。東海道線セットと異なるのは、レールの枕木は木製を再現していることか。


電気機関車部分。ヘッドマークにはあさかぜの表記があるように見えるが、目が悪いため小さな文字は良く見えない。本物のブルートレインがどこを走っているかは今の所大した興味はないが、日本のどの地域を走行していたのかは追って確認することにしよう。


客車部分。造型的にあまり特筆すべきところはない。としか感じられない。


客車最後尾。赤いライトが光るのだが、ライトほかよデザインが小さいため、停車中は非常に地味な雰囲気だ。


待避線に並べてみた。東海道線の3両と比べれば、やはり5両のボリューム感は圧倒的だ。さらに長編成であれば、より迫力のある見た目になるだろう。待避線に進入する蛇行した車両の動きを楽しむならば、東海道線とブルートレインは入れ替えた方が良さそうだ。


拙い表現ではあるが、真四角直方体のブルートレインの先頭車両よりも、こちらの外観のほうが見た目が良いと感じる。

次はブルートレインのセットに入っていたレールを活用し、複線化するのかより長いレイアウトにするのかを検討せねばならない。