もうかなり前だけど、紀州鉄道のキハ603が鉄コレで売られていたのでゲット。ところが、買ったはいいが実家のどこかに置き忘れ、さらにコロナで長く帰省できなかったこともありずっと放置(というか忘れてた)、GWに二年ぶりに帰省し部屋を片付けていたら「机の裏側から」発見された....。ちなみに台車枠は紛失。どこ行ったんだろうな。

 

 とりあえず余っていた18m動力を入れる。これはただ入れるだけ。亡くした台車枠は動力付属の旧型気動車用のをつける。同じ紀州鉄道ってことで、余っていたTOMIXのハイモ180も紀州鉄道カラーにしてみた。

 北条鉄道のおさがりのレールバス。形態はだいぶ異なるのだが、TOMIXのハイモが売られていたときは北条鉄道カラーもあったことだし、まあこれくらいの形態違いはいいでしょう。赤い帯が入ってたような気がするが、実車の写真見たら入ってない時期もあるようなので、面倒なこともあり緑帯のみで。ちなみに紀州鉄道は一度だけ高校生の頃に乗りに行った記憶がある。御坊駅から紀伊御坊まで乗って、帰りは御坊駅まで線路沿いを写真撮りながら歩いたが、なぜこのとき終点まで乗っておかなかったのか、全く意味不明な旅行だったわ...。しかしうちで手持ちの紀勢本線車両は実質227系しかいない。これらの紀州鉄道車両に出番などあるのだろうか。

 

 およそ再販の見込みもないTOMIXのハイモ180。カプラーが特殊だし動力も窓から丸見えだし、昨今の各社の完成品に比べればやっぱりちょっと苦しい。それなのに中古では出物が少ない上に、あってもぼったくり価格のものばかり。再販当時に買ったものやジャンク(といっても発売当時の定価程度)で10年ほど前に買ったり、いつのまにか増えた。

 

 樽見鉄道が2両、有田鉄道1両、紀州鉄道1両。これに加えて三木鉄道も2両いる。ついなつかしさで無計画に買ってるとこれですよ...。実物に乗ったこともないくせにね。ただ、これが売られてた頃の模型売り場は面白かったと思う。当時は今みたく高価ではなく子供でもがんばって小遣いためればなんとか手が届いたし、単品ばら売りがメインだったので、1両ずつ増結することもできた。KATOの153系なんて、編成になるまで数年かかったわ。それに今みたく毎月のように新製品が出てくる感じでもなかったし、生産は一度きりで買えなかったらもう絶版みたいなこともなかった。今買えなくてもカネ貯めて再生産を狙うってこともできたんだよな。当時が懐かしいな、などと言いつつ今日の記事。とりあえず部品箱に放り込まれていた近鉄特急キットのジャンクパーツを点検したら4両分あったので、何か作ろうと思います。あと札幌市電と函館市電のプラモデルも、いい加減動力入れて作らなきゃな。給料日を待たないと動けない(というか動きたくない)あたり、小遣いをためた子供の頃と大して変わってないなと思ったりもするのであった。