藤並駅【和歌山県】(紀勢本線。2011年訪問)   | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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今回の『駅【簡易版】』コーナーは、
和歌山県中央部、有田川町の西端部に位置する紀勢本線の駅で、かつては有田鉄道線が分岐していた、
藤並駅 (ふじなみえき。Fujinami Station) です。
 
写真は2011年撮影と古く、現在は変化が生じていると思われます。ご了承下さい。
  
 
駅名  
藤並駅 (駅番号なし)       
 
所在地  
和歌山県有田郡有田川町 (旧・吉備町)          
 
乗車可能路線  
JR西日本:紀勢本線 【愛称:きのくに線】    
 
隣の駅  
亀山方…………湯浅駅  
和歌山市方……紀伊宮原駅  
  
訪問・撮影時  
2001年3月、2011年4月  
 
 

藤並駅は地平駅で、かつては西側に木造駅舎を有していましたが、2008年に橋上駅舎化され、バリアフリー対応の東西自由通路も整備されました。
写真は新しい正面口となった東口で、有田鉄道線の廃線跡用地も転用されています。有田鉄道線は右奥方向へ延びていました。
1階には有田川町の観光案内所があり、レンタサイクルの貸出も行われています。
駅前広場が整備されています。
 
 
 
東口駅前です。南を望む。右手に橋上駅舎があります。
こちらの東口は元々「駅裏」だった事もあり、住宅も商店も少なくあまり栄えていないです。
 
 

こちらは西口です。南東を望む。東口と対称の構造です。
西口にロータリーはありません。
 
 

西口駅前です。西を望む。後方に橋上駅舎があります。
こちらは駅前に昔ながらの市街地が広がっていて、道路が狭いです。
 
 

改札口です。
有人駅で、当時は『みどりの窓口』がありましたが2019年に廃止され、代替として『みどりの券売機プラス』が導入されています。
現在は『ICOCA』の簡易改札機が設けられています。
 
 

駅名標です。
当時は下部がJR西日本のコーポレートカラーでしたが、今はアクアマリンに変更されているかもしれません。
 
 

藤並駅は相対式ホーム2面2線です。
右が1番のりば(和歌山方面)、左が2番のりば(新宮方面)です。
2番のりばの左側(向かい側)にはかつて有田鉄道線のホームがありましたが、今は面影もありません。
写真は亀山方を望む。
 
 

 

亀山方を望む。
この先、山間部を南下して主要駅である湯浅駅を目指します。
尚、有田鉄道線は湯浅町中心部にも路線を延ばしていましたが、湯浅方は1959年に廃止され、廃線跡の一部が紀勢本線の複線化のために利用されています。
 
 

和歌山市方を望む。
2002年までは有田鉄道線がしばらく右手を並行してから右へ分かれていきました。廃線跡は現在、大半が遊歩道に転用されています。
この先、有田川沿いにミカン畑の中を西へ進み、主要駅である箕島駅を目指します。
 
 

かつての木造駅舎です。2001年撮影。
以前の紀勢本線は木造駅舎だらけでしたが、徐々に数を減らしています。
 
 

こちらは2001年当時の有田鉄道線ホームです。金屋口方(北)を望む。
向かい側の左がJR線の2番のりばです。
末期は元・樽見鉄道のレールバス(ハイモ180形)が主力車両でした。
  
  
あとがき  
下車(乗車)時・・・2001年、2011年         
  
鉄路のみで
東京から・・・当日中に到達可能、日帰り往復可能 
大阪から・・・当日中に到達可能、日帰り往復可能 
 
食料・飲料 (500m以内)
コンビニ・・・・・・あり    
飲食チェーン店・・・なし    
 
特に東京からの到達難易度が高いですが、紀勢本線を乗り鉄の際は、ぜひ一度は藤並駅でも途中下車されてみて下さい!
  
(参考:JR西日本のHP、地理院地図、Google地図、Wikipedia)