8.旧横ギャラリーと110形蒸気機関車-旅の終わり
桜木町まで戻り、午後から予定していた、
旧横濱鉄道歴史展示(旧横ギャラリー)を見学する。
CIAL桜木町は駅の高架下を利用した商業施設だが、
新南口(市役所口)に新しく出来たCIAL桜木町ANNEXは、
ホテルメッツ横浜桜木町の1階、2階部分を利用した施設で、
その入り口部分には110形蒸気機関車が飾られている。
中に入って110形蒸気機関車をじっくり見学する。
鉄道展示施設ではないので、見学している人も少なく、
十分に取材することが出来た。
説明板には以下のように書かれていた。
110形蒸気機関車(110号)
1871(明治4)年、英国のヨークシャー・エンジン社の製造で、
1872(明治5)年の鉄道創業時に「10号機関車」として
新橋~横浜間で使用され、後に「3号機関車」と呼ばれた
日本で最も古い機関車の一つです。
1909(明治42)年、「110号」に名を改められ、
1918(大正7)年まで各所で活躍し、
廃車後は車体の一部を切開ののち、
大宮工場内にあった「鉄道参考品陳列所」で
技術者育成の教材として展示されてました。
その後、大宮工場にて溶接を使用しない工法で切開箇所を閉腹し、
錆の除去や破損箇所の修復を行い、本機を晩年頃の姿に再現しました。
(形状が不明な箇所は資料が残る明治初期の形状を参考にしました。)
そして、2020(令和2)年、旧横浜停車場であるこの地に戻りました。
展示は110形蒸気機関車に客車が連結されているが、
こちらは展示用に製作された新造である。
ここを出て桜木町駅をSuicaで入場し、
横浜線で横浜まで行き、ホーム上の崎陽軒の売店で、
昔ながらのシウマイ15個入り620円を購入した。
これは今夜の晩酌のお供として、レンジで温めて喰う。
久しぶりに喰ったが、具がぎっしり詰まった感じが、
他の焼売とは一線を画している。
横浜から総武快速線直通の横須賀線で帰る。