第1488回('22) 新幹線で小田原へ。東海道本線の未訪問駅を降り鉄   | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

当ブログでは、私の鉄道乗りつぶしの過程や、最近の乗り鉄のレポート等を中心に紹介いたします。


 
2022年4月29日~5月2日、ゴールデンウィークの長期休暇は関東と北陸へ乗り鉄&降り鉄の旅をしました。一部未乗の線区も乗りつぶしました。
ゴールデンウィーク前半は天気が悪かったので、不完全燃焼の結果に終わってしまったのが痛かったですが…。
新型コロナウイルスは感染状況が落ち着きつつありました。私は3月に3回目のワクチンを接種済みでしたが、もちろん今回もマスク・手洗い・アルコール消毒といった感染対策を徹底した上で乗り鉄を決行しました。
 
今回は初日(4月29日・昭和の日)前半の内容です。
新幹線を乗り継いで神奈川県の小田原まで行き、新幹線の小田原駅を観察してから在来線(東海道本線)に乗り換えて、鴨宮駅と国府津駅を降り鉄しました。途中、小田原駅に戻って昼食を済ませました。
  
今回の日程 2022年4月29日  (金・祝)   【前半】  
 
加古川520(JR神戸線)537西明石601(東海道山陽新幹線・のぞみ80号)712名古屋738(こだま702号)939小田原1006(東海道線)1009鴨宮1038(下り普通)1041小田原1155(上り普通)1201国府津  
  
【後半へ続く】  
  
この日は4時に起床して、朝食をとってから自宅を出発して加古川駅へ。天気が下り坂という予報でしたが、加古川はまだ雨が降っていませんでした。加古川駅では事前に購入していた加古川→東京都区内の片道乗車券を自動改札機に通して入場し、高架のホームへと向かいました。そしてJR神戸線上り1番列車である5時20分発の普通・米原行きに乗車しました。225系4連+223系8連で、私は後方の223系に乗車。車内は空いていましたが、私は通常の座席ではなく補助席に座り、既に夜が明けているものの道中はスマホを操作していました。駅ごとに乗客が増えて大久保発車時点で大半の席が埋まりましたが、コロナ禍以前のGWとは違い、旅行客の姿がやや少なかった印象でした。そして私は5時37分に到着した西明石駅で下車しました。
 
 

 
西明石駅ではいつものように中間改札を通り、当駅6時01分始発の東海道・山陽新幹線上り『のぞみ80』号東京行きに乗り継ぎました。JR東海所属N700系X73編成16連でした。「スモールA」とも呼ばれるN700系はN700Sの増備に伴い徐々に数を減らしていますが、まだまだ一大勢力を保っています。私は最後部の1号車自由席に乗り込み、2人掛けの窓側E席に座りました。発車時点で大半のE席が埋まるほどの乗り具合で、GW初日としてはまだまだ少ない状態でした。
 
 

 
『のぞみ80号』は定刻に西明石駅を発車しました。もう明るいので道中は車窓風景を眺めましたが、トンネル区間ではスマホを操作していました。新神戸駅では一定数の乗車があり、E席が埋まりA席もポツポツと埋まりはじめました。新大阪駅と京都駅は先発列車もあるため乗車が多くありませんでしたが、それでも京都発車時点でA席はほぼ埋まり、2人連れ以上のグループ客も結構見られたため、一部のB席、C席、D席も埋まり半分程度の乗車率になりました。京都から先も車窓風景を眺め続けましたが、いつ雨が降り始めてもおかしくない状況でした。そして米原、岐阜羽島を通過し、市街地に入って東海道本線と並走するようになると『のぞみ80号』は定刻の7時12分に名古屋に到着し、私は下車しました。下車客は少なく、入れ替わりに多くの人が『のぞみ80号』に乗り込みました。
 
 

 
名古屋駅では7時38分発の『こだま702号』東京行きに乗り継ぎ、小田原駅を目指しますが、少し時間があるため中2階コンコースの待合室へと移動し、トイレも済ませました。しばらくしてホームに戻り、少し待つと新大阪方から当駅始発の『こだま702号』が入線しました。車両は新型のN700S16連で、J3編成でした。この列車でも最後部の1号車自由席に乗り込み、窓側E席を確保しました。1号車は
乗客が少なくガラガラでしたが、各駅の出入口に近い中間車両はもう少し多くの人が乗っていると思われます。
 
 

 
『こだま702号』は定刻に名古屋駅を発車しました。この列車でも私は車窓風景を眺め続けました。富士山は見えませんでしたが…。浜松駅西側の側線群には役目を終えた多くの211系が留置されていました。また、三河安城駅など多くの途中停車駅では 後続の『のぞみ』『ひかり』を待避するため長時間停車しました。また、いずれの停車駅においても下車客より乗車客の方が多く、座席が少しずつ埋まっていきました。静岡駅発車時点で半分ほどの席が埋まり、三島駅発車時点では全てのA席、E席とほぼ全てのC席が埋まりました。熱海駅を過ぎると神奈川県に入り、山間部を通って市街地に入ると9時39分に小田原駅に到着。私はここで下車しました。下車客は少なく、ここでも乗車客の方が多かったです。
 
 

 
名古屋駅から小田原駅まで『こだま』で約2時間の道のりでした。『のぞみ』と比較すると非常に遅い一方、『こだま』とは言え新幹線なので在来線と比べると相当速かったです。新幹線駅を観察後は改札を出て西口駅前を撮影し、在来線改札へと移動して今回は『Suica』で入場、10時06分発の東海道線上り普通・古河行きに乗車しました。15両編成で、前5両は形式を確認できませんでしたが(E231系orE233系)、乗り込んだ後10両はE231系でした。最後部1号車は比較的空いていて、ボックスシートを独占できました。道中は車窓風景を眺めていました。酒匂川を渡り、右へカーブして並走していた東海道新幹線と分かれると列車は鴨宮駅に到着し、私は下車しました。島式ホーム1面2線で、並行する東海道貨物線にホームはありません。橋上駅舎を有しており、南北に出入口があります。駅前は住宅街で、南口の方が整備されていましたが、北口の方が昔ながらの駅前と言った感じの風景でした。また、鴨宮と言えば東海道新幹線のモデル線が有名で、駅前には 「新幹線の発祥地・鴨宮」の記念碑があります。
 
 

 

 
この次は国府津駅…と進みたいところですが、国府津駅から大磯駅までは駅前に気軽に昼食をとれる店舗がないため、ここで一旦小田原駅へと戻ります。乗車したのは10時38分発の下り普通・熱海行きで、E233系10連+5連でした。私は最後部15号車(5連側)に乗り込み、誰もいないボックスシートに座って先ほどと同じ車窓風景を眺めて過ごし、3分後に到着した小田原駅で下車しました。
 
 

  

 
小田原駅では改札を出て、東口近くにある「ケンタッキーフライドチキン」で、早目の昼食を済ませました。
 
 

 
昼食後は地下街経由で小田原駅へ戻りましたが、地方都市にしては本格的な地下街であることに驚きました。そして小田原駅では『加古川→東京都区内』の乗車券で入場し、11時55分発の東海道本線上り普通・高崎行きに乗車して乗り鉄・降り鉄再開です。高崎行きの車両はE233系5連+E231系10連で、私は最後部1号車(E231系)に乗車。乗車率は高くなかったものの、全てのボックスシートが埋まっていたため、空いているロングシートに腰掛けました。道中はドア越しに車窓風景を眺めて過ごし、先ほど下車した鴨宮駅はパスして2駅目の国府津駅で下車しました。国府津駅は車両基地があるため列車の行先として有名で、かつ御殿場線の起点駅です。3面5線と規模が大きく、南側に事務所を兼ねた大きな駅舎があります。一方、駅前はすぐ近くに相模湾が迫っていて、北側も山並みが接近している事もあり、小規模な住宅街にとどまっています。そのため、乗車人員も少ないです。また、駅を観察中に雨が降り出してきました。予報では夕方からと言っていましたが、想定より早く、先が思いやられる状況になってきました…。
 
 

 

 
この後も東海道線の乗り鉄・降り鉄を続けましたが、段々雨が強くなってきて……。
 
 
(つづく)
 
 
今回の新規踏破路線、新規探訪廃線跡はありません  
 
 
(参考:Wikipedia)