ダラダラと書いてきた富山出張も最後のネタ。仕事以外の時間を色々と楽しんだが、何と言っても富山は食事が美味しい。しかも冬の富山という事で、特にブリを中心に時間とお金が許す限り色々食べる事が出来た。

 

まずは1日目。朝食はパン、昼食はカレーライスと安くあげ、夕食は以前の記事の通り「まるたかや」でラーメンを食べたが、少し物足りないので予め購入しておいた「ますとぶり小箱」というますのすしとぶりのすしが半分ずつ入った1人前の弁当を食べた。お得に2種類が味わえるのを購入していたが、さすがにラーメンの後に食べるのは少し多かった。

 

 

↑一度で二度おいしい弁当。初日から満足度が高い。

 

2日目の朝食はホテルの無料のもの。まぁ、よくありがちな朝食で、昼食はうどんとこの日も節約モード。そしてお楽しみの夕食は前日に目をつけておいた「きときと寿司」だ。以前にも別の店舗で何度か食べているが、非常にクオリティが高い回転寿司だ。しかも冬という事で、旬の寒ブリをいただく事にした。本来は店舗で食べたかったが、テイクアウトしてホテルで食べる為に厳選した商品を注文した。しかし、メニューにある太刀魚・シマダイ(イシダイの事?)・スズキなど意外と出会わない魚種を注文したが、全て売り切れや仕入れ無しとの事。それならと、メインのブリ以外にハマチとフクラギ(関西でいうツバス)と、出世魚の3点セットにし、フクラギ→ハマチ→ブリと若い方から食べてみたが、やはりブリが一番美味しかった。

 

 

↑個人的な好みとしてブリ以外にもサーモン関係や光物が並ぶが、ベタなマグロ関係は一切興味無い。

 

そして3日目。この日もホテルの無料朝食が食べられるが、vol.4の通り413系に乗車した為に食べる時間が無く、駅の立ち食いそばにした。この「立山そば」の天ぷらそばが非常に美味しく30年以上前から好んで食べているが、相変わらずの味で安心した。

 

 

↑「立山」と書いた富山名産の蒲鉾と良い加減の衣の天ぷらは新幹線開業後も健在。

 

3日目の昼食はまたうどんで安くあげたが、食後に「朝にそばで昼にうどんか…」と、メニューの無計画さに笑ってしまった。そして夕食は復路の特急「サンダーバード」でひとり打ち上げをしつつ食べるが、存在を知りながらやっと食べる機会に恵まれた「ぶりかまめし」を購入。これも非常に美味しかった。

 

 

↑このブリが絶品だった。付け合わせの白エビが霞むレベルで…。

 

ぶりかまめしは東京出張の際に東京駅の「駅弁屋 祭」で売っていたが、いつも「牛肉どまん中」の誘惑に負けて買わず仕舞いだった。そして今回はライバルが居ないので迷わず購入した。

 

更にお土産で2日目に予約しておいた「ぶりのすし」を購入。「ますのすし」は近くのスーパーの駅弁大会でも購入出来るが、「ぶりのすし」はそうそう入手出来ないので富山に入ったらかなりの確率で購入している。

 

 

↑「ますのすし」が有名過ぎて知名度はイマイチかも知れないが、私はこっちの方が好きかな…。

 

…と色々と食べたが、見直すとジャンルの偏り方が凄い事に気付く。「あれ、富山ブラックは?」と思う方もおられると思うが、優先順位をつけると漏れてしまうので仕方ない。

 

石川県、特に金沢市の影に隠れてマイナー県扱いされているが、個人的には富山が色々と丁度良い。従兄も居るので…。