今日は美祢線を降り鉄する予定。
旅籠屋はクロワッサンなど簡単な朝食がでるのだけど、
サービスは7時からなので、
やや薄い雲が広がっているけど、今日も悪くない天気だ。
列車の時間までは少し早いけど、準備ができたので出発する事にした。
午後に長門市駅にまた戻ってくる予定なので、
キャリーバックは長門市の駅ロッカーに預けることにするつもり。
長門市駅に着くと山陰本線遅延のおしらせがあった。
どうも工事用の柵が線路内に倒れ列車の走行に支障が出たみたい。
7:54発の小串行は運行再開まではしばらく発車しないそうだ。。
午後に乗る予定の観光列車”○○のはなし”に影響が無いかちょっと心配。。
でも今日”降り鉄”する美祢線は全く問題ないのが幸い。
7:54 普通厚狭行で長門市駅を出発する。
山陰本線が不通になった影響があるのか、
美祢線の列車の座席はすべて埋まっていた。
美祢駅から乗ってきた女子高校生二人が楽しそうに話している。
この辺だとどこの街に遊びに行くのだろうか?
10:26 最初の訪問駅である湯ノ峠駅に到着した。
この駅は山陽新幹線も停まる厚狭駅の一つ手前だけど閑散とした無人駅。
降車客は我々夫婦だけで、乗車客はいなかった。
次の下り列車が来るまで、この駅で1時間半過ごす事になる。
跨線橋の階段から信号越しに駅舎をパチリ
上りホームにはベンチがあった。
ベンチに座ると緩やかな風が汗ばんだ体を冷やしてくれた。
下に流れる厚狭川の音が心地よい。
でも日陰が無いので、
日差しが強くなるとかなり暑さを感じる。
駅舎は下りホームにある。
暑さに耐えられなくなったので駅舎に移動した。
出札窓口の左に大きな窓口がある。
昔は手荷物も扱っていたのだろうか?
待合室のベンチに座って活気のあったころの姿を想像する。
そうそうこの駅にはトイレがなかった。
昔から無かったのか、取り壊されたのかはわからない。。
古くさびた改札口をパチリ
10:26 下り長門市行がやってきた。
列車はさっき乗った上り列車よりは空いている。
でもガラガラではない。
今まで乗ってきたローカル線の中では比較的利用率が多いと感じる。
途中レンガでできたトンネルの様な橋を見つけたのでパチリ
古い橋なのだろうか??
山間の集落を抜ける緩やかなカーブをパチリ
11:17 本日2カ所目の訪問駅である長野湯本に到着
駅名が示すように近くに温泉があり、
大きなホテルが何軒かたっている。
この駅では数人の人が降りて、
駅前に停まっている迎えの車に乗り込んでいった。
さっきの湯ノ峠駅より駅舎は大きいけど、
反対側のホームは廃止されて1面1線の駅で列車交換はできない。
列車が去り、降車客がいなくなると、
駅は対岸の国道を走る車の音が時折聞こえるだけになった。
この駅でも1時間半滞在する。
駅前には古い商店があったがそれ以外は何もない。
温泉客のほとんどは車で来るのだろうから、
この店には立ち寄らないのだろう。
誰もいない静かな駅。
こんな場所でぼぉっと過ごすのが気に入っている。
ホームのベンチに座って朝コンビニで買ったお弁当を食べることにする。
そよそよと吹く風が気持ち良い
この駅でもゆっくりとした時間が流れてゆく。。
12:46 上り厚狭行がやって来た。
この列車に乗り込み次の訪問駅に移動する。
12:52 隣駅の渋木駅に到着
厚狭行列車のディーゼル音が聞こえなくなると、
この駅も静寂になった。
訪問する駅は古い木造の駅舎があるか、景色の良いローカル駅。
中国・山陰地方には訪問したくなる駅が沢山ある。
渋木駅は古い木造駅があるという事で降りてみた。
近くに国道が走っているけど、交通量は多くない。
待合室の扉はいつも開けっ放しなのだろうか?
燕が巣を作ってせっせとひなに餌を運んでいる。
餌は均等にひなに与えられているのだろうか?
駅には使われていない引込線があった。
ただ左のプラットホームからは少々離れている。
何を運び出していたのか。。
ちょっと興味がわいてくる。
駅の自動放送が列車入線を知らせた。
到着してからもう1時間半が経った事に気が付かされる。
深川川の向こうに1両のディーゼル列車が見えたのでパチリ
列車が真ん中になって日の丸写真になってしまった。
でも左右に寄せると要らんものが写ってしまう。。。
14:35 今回の旅行で3度目の長門市駅に到着した。
次は観光列車○○のはなしに乗る予定