モデル倶楽部の機械加工日記

切り抜きナンバーの次は165,167系下向きアングルを折り曲げます。






真鍮フラットバーの折り曲げ治具をバイスにセットし
t0.5アングルを差し込みます。






アングル上部に治具を差し込みます。






バイスに突き当たるまで折り曲げ溝をじんわりと山折りします。






鋭角に曲げました。
このあと少し曲げ増しました。





アルミクリップで挟むと（ほぼ）水平になります。いいね。






水平かつビシっと直線のアングルがわかります。
少々傾いた車体の完成品をみるとガッカリしますので
ディテールもさることながら　”基本をしっかり”　固めます。






クハ165、167の乗務員ドア位置に小社ドアのハンダしろt0.2を凹0.25逃がします。
新型国電乗務員ドアのハンダしろ裾をカットしてください。
手前の長穴は客ドアの逃がしです。
t0.5→t0.6で作ると客ドア逃がし凹0.4で穴にならず（t0.2残り）
L字断面が破断されない強度と見栄えがアップし
M1.4ネジ山もわずかに増すため
小社標準仕様としたわけです。






簡単、正確、裾一直線、イラつかないで進められ
一度採用されたマニアさんは元に戻れなくなります。

小社規格として下向きアングルはt0.6にしましたが
以前に御購入されたマニアさんがt0.5に揃えるご希望に沿いました。




日光モデルさんのツイッター画像で
ポポプロさん組み立てのWルーフ・超特急つばめに
小社切削窓ガラス（明かり窓も）が採用され
室内ディテールがクリヤに楽しめます。
品切れ中の　
スハニ35600、スシ37740、スロ30750、等の窓ガラスは
来月再生産予定です。（価格据え置き）
スハ32600用はたくさん在庫ございますので
是非採用してください。（作りすぎたかな）