TOMIX-HOから国鉄381系 | たっちゃんの鉄楽切り抜き帳

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 年に一アイテム、着実に編成モノの新製品を送り出しているTOMIX-HOブランドから、今年は振子特急の元祖である381系電車が発売予告された。業界内ではホビーショーの頃に発表されていたようだが、ようやく一般向けのHPにUPされた。
 気になる仕様だが、時代設定はJNRマークが付いた国鉄時代で、クハは汎用性を重視して100番台(前面非貫通タイプ、画像はJR化後)となっている。381系はMMTの3両がユニットなので、基本セットが6両、増結セットが3両(サロ入り)に設定されている。
 残念ながら、個人的に期待していた車体傾斜装置などのギミックは盛り込まれていないようだ。やはり走行性能との両立が難しいのであろうか。

 自分的には(年代的に)381系と言えば中央西線の特急「しなの」で初めて乗った時のイメージが強いので、出来ればクハは0番台がよかったが、数を売るためにはやむを得ないのだろう。そもそも、しなの用に100番台ってあったっけ?と思ったのだが、増発用に少数が存在していた。
 振子機能はスピードアップには貢献したが、暴れ馬走りでいろいろな問題もあった381系。遂に引退が見えてきたタイミングでの製品化だが、あえて国鉄仕様の狙いはシニア化している16番モデラーがターゲットなのだろう。JR化後、さまざまな改造を受けているので、今後のバリエーション展開もありそうだ。
 国鉄時代の主要形式が次々とプラで製品化されるが、調子に乗ってフル編成で買っていると保管スペースが大変なことになる。