オレンジの家の前にアクセサリーを配置します。こちらは2018年9月の撮影です。時代設定である2004年5月にどういうものが置いてあったかは、まるでわかりませんが、いろんな写真を参考にしながら、それらしいアクセサリーを並べます。

 

こちらはグーグルのストリートビュー、2014年1月の撮影です。この写真を参考に、まずは手前に積んである材木を作りましょう。

 

実寸はおそらく12㎝四方、つまりNゲージだと0.8㎜角ということになります。エバーグリーンの0.75㎜角のプラ棒がスケール通りですが、木目表現や塗装の手間を考えて、多少オーバースケールですが、ノースイースタンのHO 3×3角材(0.88㎜角材)を使うことにしました。手持ち素材ですからサンク・コストですが、えらくお高い素材です。予め墨汁で染めてあるものを、チョパーで3㎜長と4.5㎜長に切りました。

 

3㎜幅の0.5㎜厚檜棒の上に木工ボンドで貼っていきます。

 

切り口を薄いアルコールインクで染めました。もちろんごく薄めたフラットブラックの塗料でも構いません。

 

ベースに木工ボンドで接着しました。

 

溝のコンクリート蓋用に、0.3㎜厚と0.5㎜厚のプラバンを切り出します。

 

コンクリート色に塗りました。とはいいつつ、「コンクリート色」というのが実は難しいので、いろいろ作っておいて、現物合わせで一番フィットするものを使います。

 

タミヤアクリルのフラットブラックを薄く溶いたものでウォッシングします。

 

その307でコンクリートブロックの作り方をご紹介しましたが、小生の技術だと作るのにえらく手間がかかる貴重な素材なので、あまり見えない箇所用に、穴なしの簡易ブロックを作りました。と言っても、1㎜厚のプラバンを1.4㎜幅に切ったものを2.1㎜長に切り出すだけですが。グレーのサーフェーサースプレーを吹きました。

 

薄く溶いたフラットブラックでウォッシングします。

 

木工ボンド多用途でベースに固着しました。コンクリートブロックもフラットブラックでウォッシングしたのですが、汚しすぎたので、このあと上側をペイントでレタッチしました。