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高松琴平電気鉄道(ことでん)に在籍する元京急所属車両で京急時代の塗装をモデルとした全面ラッピングプロジェクトを行なっている「貸切乗車団(旧称:ことでん貸切乗車団)」は2022年6月6日、新たな復刻塗装ラッピング企画として「追憶の『銀』プロジェクト」を計画していることを発表した。


 【今回のラッピングは「北総7150形」】
これまでの「還暦の赤」「情熱の赤」「追憶の赤」はいずれも京急在籍時代の塗装をラッピングで再現した企画となっており、ラッピング車両の種車(還暦・追憶)である京急初代1000形がことでん以外の事業者へと譲渡・貸与されたことがあります。
その中でも今回ラッピングを行うのは千葉県を走る北総鉄道の「7150形」をモデルとしたラッピング、 7150形は北総線「京成高砂駅〜新鎌ヶ岳駅」が開業した1991年に当時の「デハ1005〜1008」「デハ1107〜1118」の3編成16両が京急から北総開発鉄道(当時)へ譲渡され改造改番(京急・京成・都営浅草線・北総・千葉ニュータウン鉄道・新京成では車両番号重複を防止するために1000位が「0/1/2が京急*、3が京成、5/6が東京都**、7が北総、8が新京成***、9が千葉ニュータウン鉄道」と割り当てられる)を受けたものとなっています。

ラッピング(塗装)デザインはステンレス車のカラーリングであった「無塗装風のメタリックシルバー(ステンレス車・セミステンレス車は無塗装であった)」を地色に腰板部の青帯、前面通過標識・後部標識灯周りの水帯が配されたデビュー当時のものが使われている。今のところのラッピング予定編成は1080形の1087編成、プロジェクトが実現すればことでん線内で「京急と北総の離合」なんて光景がみられる可能性もありそうです。

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