2006年7月に東北を巡った旅日記の続き。前回はコチラ
2006年7月15日~17日
大宮--仙台--気仙沼--盛--釜石--宮古--岩泉--宮古[泊]
宮古--盛岡--大館--青森--八戸[泊]--大宮
青いトタン屋根が眩しい宮古駅にある立ち食い蕎麦を頂き2日目始動。
宮古(9:17)→盛岡(11:19) 山田線 快速「リアス」
盛岡行き快速列車は2番線から出発。郷愁漂う旧型気道車で峠を越える。
隣に停まっていた釜石線経由の盛岡行き快速は冷房付で座席はリクライニング。
中に入るとムっとした暑さ。冷房設備はなく扇風機が元気に回っていた。
陸中川井駅到着。ここから山田線最高地点の区界駅までノンストップ。すでに25‰上り勾配に入り区界駅まで40キロ足らずを40分かかって進む。
閉伊(へい)川が寄り添い山景色の車窓。車内に入る風がとても心地良い。
列車はずっとアクセルを入れたままのようで古い気道車エンジン音が色濃くなった山に響く。峠の駅、区界駅は標高744m。
ここでは臨時快速「さんりくトレイン」と離合。
区界駅から先は同じ25‰の坂を転がるように下って行く。上米内駅では対向列車交換の為に数分停車。乗客はホームに抜け出し休憩。おおよそ鉄道に興味なさそうな女の子が列車にケータイを向けたりと和やかな雰囲気。
盛岡市街地に入り東北新幹線の高架線が現れると山田線の旅はもうすぐ終わり。駅ビル内にあるレストラン街で海の幸を頂ける店に入りランチタイム。
盛岡(12:49)→大館(15:37) IGRいわて銀河鉄道・JR花輪線1931D
JR花輪線はIGRいわて銀河鉄道ホームから出発。なんと国鉄急行色がやって来た。山田線に続いて国鉄型キハ!
あまりに嬉しくて出発まで撮影に没頭。。。
バチバチ撮りまくる(笑)
この車両も非冷房…車内はムッとしている。
盛岡駅出発。元東北本線のレールを快調に飛ばし好摩駅から花輪線へ。田園を進みノンビリムード。大更駅を出ると車内はガランとなりボックス席を1人独占。
松尾八幡平駅~安比高原駅の7.2㌔は33.3‰の急勾配で両駅の高低差は215m。
線路脇に「33.3‰」との標識。アクセルを全開にするも速度は60キロ弱。エンジンは唸り続ける。
岩手県から秋田県に入り十和田南駅ではスイッチバック。運転士・車掌が持ち場を入れ代わる。
大館(15:40)→青森(17:12) 奥羽本線653M
大館駅では3分の接続で奥羽線に乗り換え。矢立峠を越え秋田県から青森県に入る。弘前駅から混み合い青森駅へ。
青森駅の改札口は自動改札に変わっていた。
改札口からホームに通じる長い跨線橋…青森駅に来るたびに旅情を感じてしまう。
青森(17:43)→八戸(18:40) 特急「スーパー白鳥32号」
八戸駅まで特急列車で移動。自由席は喫煙席しか空いてなかった。沿線には東北新幹線の高架線が建ち並んでいた。
(画像は翌朝撮影)
八戸駅到着後、昨夜連絡をとった地元在住の友人とそのお仲間さんと合流し宴へ。八戸沖で揚がったイカなど海の幸をたくさん頂き夜は更けたのでした…翌朝、友人とそのお仲間さんも休みとの事でドライブすることに。僕がハンドルを握り東北道をカッ飛ばし盛岡ICで降りる。ショッピングモールでしばらく買物に付き合わされ近くにある繋(つなぎ)温泉へ。
八戸(19:58)→大宮(22:42) 東北新幹線「はやて34号」
繋温泉から盛岡駅まで車で30分もあれば着いちゃう距離。しかしなんだかんだと言いくるめられ一緒に八戸まで戻ってしまった…八戸駅から最終「はやて」に乗ってやっとのことで帰郷したのでした。。
--乗車メモ--
●1日目(7月15日)
大宮(06:30)→郡山(07:23) 東北新幹線「やまびこ41号」
郡山(07:35)→仙台(08:20) 東北新幹線「Maxやまびこ293号」
仙台(08:51)→気仙沼(10:59) 快速「南三陸1号」
気仙沼(11:21)→盛(12:21) 大船渡線329D
盛(12:34)→釜石(13:26) 三陸鉄道南リアス線213D
釜石(13:40)→宮古(14:53) 山田線1647D
宮古(14:57)→岩泉(16:28) 山田・岩泉線685D
岩泉(17:20)→茂市(18:12) 岩泉線686D
茂市(18:32)→宮古(18:53) 山田線658D
●2日目(7月16日)
宮古(09:17)→盛岡(11:19) 山田線 快速「リアス」
盛岡(12:49)→大館(15:37) IGRいわて銀河鉄道・JR花輪線1931D
大館(15:40)→青森(17:12) 奥羽本線653M
青森(17:43)→八戸(18:40) 特急「スーパー白鳥32号」
●3日目(7月17日)
八戸(19:58)→大宮(22:42) 東北新幹線「はやて34号」
(おしまい)