銀河夢急行

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なにわ筋線の建設工事、ついに本格化!! 令和14年3月には開業か!

2022年06月06日 10時10分28秒 | 鉄軌道

既に各報道にてご存じかもしれませんが、関西圏の公共交通網としては最も構想が古い未成線の一つとみられる、なにわ筋線の建設工事がいよいよ本格化しているようですね。もともと、阪急神戸線が地下鉄四つ橋線に乗り入れるような内容でしたが、恐らくは、これに代わるものでしょう。これを思い出す度に、地下鉄四つ橋線や同じく中央線などが剛体架線集電式で建設されていたらなぁ……と。四つ橋線を堺駅付近まで延伸する構想もあるそうな。

どうやら、なにわ筋線を大阪市と大阪府が出資する関西高速鉄道が建設し、竣工後は所有し管理する形になるようだ。特に車両は所有しないとか。

名古屋の地下鉄1、2号線建設計画も当初は、今のなにわ筋線のような構想でしたね。名鉄や国鉄のほか、当時は狭軌だった近鉄名古屋線も八田駅付近から直通乗り入れする筈でした。さらに大曽根駅では名鉄瀬戸線、上飯田駅では名鉄小牧線が乗り入れる案もあったらしい。結局は、すべて幻に終わりましたが。

車両は阪急新大阪線が持ち寄る狭軌用電車と南海電鉄、JR西日本からも電車が直通するようで、特に大阪メトロは関与しないらしい。乗務も各社がそのまま担当。恐らくは今の神戸高速鉄道(東西線、南北線)のような存在になろう。

その前支度としてか、来年3月のJRグループダイヤ一斉改正では、梅田北(通称・うめきた)地区の地下に大阪駅の一部を入居させ、まずは、おおさか東線(旧・城東貨物線)の電車が直通乗り入れを開始するそうです。

大阪(うめきた)~JR難波、南海新難波(地下駅)経由新今宮間が、これから令和14年3月開業を目標に本格的に建設しているところか。

新十三駅(地下)では阪急神戸線、同京都線、途中の西本町駅などでは京阪電鉄や大阪メトロ中央線と乗り換え連絡しますね。

また大阪駅では全く新方式のホームドアが最初から完備され、関西空港や白浜、新宮方面に向かうJR特急や、五条や和歌山市方面に向かう南海電鉄の多彩な車種にも対応させるらしい。私自身も、なにわ筋線の部分開業と見なして、新しい大阪地下駅が開業したら、一度、視察に行こうと思います。

早々と気になる、なにわ筋線の車両だが、大阪環状線が基本的には323系化されて、これまでの201系が概ね廃止されたこと、また227系も近隣線区に投入されたり、おおさか東線からも201系が姿を消したり、阪和線も201系や205系が姿を消しつつあることから、どうも、なにわ筋線は323系の派生番台や、南海、阪急の新たな片側3扉車が使われるのではなかろうか?

阪急としては専用の狭軌用電車を用意すると言っており、恐らくはマルーン一色の姿にはなろう。但し、日常の保守管理は南海電鉄側に任せたいとも。先頭形状は大阪メトロの30000A系や近鉄のあの新シリーズに準じたものが最も無難だろうね。阪急は恐らく、今の1000、1300系的なスタイルになるのだろうが。うん。

関空特急は南海電鉄(50000系)やJR西日本(281系)については車齢から見て、恐らく新型に更新されるものとみられます。271系は乗り入れ対応化をして、まだまだ残るだろうと思いますが。



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