北大路機関

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【京都幕間旅情】京阪宇治線の10000系と13000系,実は嵐電本線よりも長い宇治線7.6kmの日常風景

2022-06-05 18:15:54 | コラム
■京阪宇治線散策紀行
 京阪電鉄といえば鴨東線開業まで本線が軌道線扱いであった事で知られますが支線ではいまも軌道線を思わせる風景に巨大な電車が頑張っている。

 宇治線といえば10000系、京阪電車の中で一ケタ多いこの電車が運行される宇治線というのは、面白い路線だなあという印象があったのですが。新しいあたらしいと思っていたのですが、こちらも運行開始は2002年ですので今年で運行開始20年となるベテランの一つ。

 10000系電車は宇治線の他に交野線でも運行されていまして、要するにローカル線対応に4両編成となっています、ただ2008年のダイヤ改正で宇治線から一時姿をけし交野線専用車両となりまして寂しく思ったものですが、その後宇治線に戻ってきまして、幸いでした。

 13000系電車は2012年に導入された車輛で本船でも特急運行に充当されています、勝手に3000系電車の顔と10000系の胴体、と理解していたのですが実際その通りで中之島線開業とともに快速急行用として華々しくデビューしました3000系、新しい時代の象徴となる。

 3000系電車の顔と10000系の車体、これからの京阪はこの3000系の顔の時代となるのだなあとは思いましたもので、京阪では懐かしい5000系のように、エポックメイキングな設計であっても顔は一過性でおわった名車もありますので、少し体系化は安堵したものです。

 京阪宇治線はカーブが多い、最高速度は80km/hに抑えられているといいまして、しかし全長は7.6kmとなっていますので、実は嵐電の嵐山線7.2kmよりも長かったりします、しかし駅は嵐電本線の一三駅に対して宇治線駅数は八駅、嵐電本線より長いのは意外と思った。

 宇治駅と中書島駅、平等院と万福寺を経て一駅あるけれども石清水八幡宮のあたりまで伸びる京阪宇治線、京阪の支線といえば石山坂本線や京津線の個性も目立っていますが、沿線風景では宇治線界隈にもなかなか散策に心躍る名所旧跡が並んでいたりするのですね。

北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ
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