大川ダム公園駅訪問 | 乗りつぶしに行ってきた!

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JR全線完乗が目標!(現在は99%乗車済)

会津鉄道会津線大川ダム公園にやってきました。

 

 
次の駅の芦ノ牧温泉へと黒煙を上げながら出発する快速AIZUマウントエクスプレスを見送ると、
 
 

昼間の時間帯ながら、無音の空間に包まれます。

1面1線のホーム上は除雪は全くされていません。

 
 
こちらは芦ノ牧温泉南方で、トンネルを抜けた直後に大川ダム公園に到着となります。
 
 
ホーム中央付近には待合室があり、
 
 
壁に掛けられている駅名看板が面白い形をしていました。
 
 

歴史上では現在とは別の場所に国鉄時代の1927年に信号場(船子信号場)として開業されたのが始まりで、

戦後の1968年に仮乗降場(船子仮乗降場)となったものの、1980年に大川ダムを建設するにあたって現在の場所に移設され、

1987年4月にJR東日本の管理となった1987年4月から駅(船子駅)に昇格しました。

その直後の同年7月に会津鉄道に移管されたタイミングで大川ダム公園に駅名が変更となった背景があります。

 

会津線では駅ごとに必ず駅周辺の名所などを記したバナーがつけられていて、

大川ダム公園では「山間の太陽光発電所」と駅名を関係ない名所が紹介されていました。

 
 
実はホームから見渡せるのはダムでも公園でもなく、広大な敷地が広がっていて、
2月に訪れたおかげで雪で覆われていて分かりにくいかもしれませんが、太陽光発電のパネルがビッシリ並んでいます。
 
 
 
「太陽光発電」を推してる理由を把握してから、駅の外に出るためには待合室の横にある階段を上らないと出られないわけですが、
ヒト一人がやっと通れるくらいしか除雪されていなくて、試しに登ろうとするも結構傾斜がキツく、重たいリュックを背負った状態では登ることができませんでした。笑
 
 

冬場の大川ダム公園を脱出するのは不可能なのか…と諦めかけていたところ、待合室の左側に完璧に除雪できないものの、

上り坂があるのを発見しました。

 
 

この上り坂もリュックを背負ってだとどうしても登りきれないので、

自分以外誰もいない待合室にリュックを置いて身軽になったところで、小走りに駆け上がってみたところ…

 

 

サクッと駅外に脱出することができました!

気分はSASUKEのそり立つ壁を登りきってFINISHボタンを押した時と近しいものがありました!(違う)

 

駅前通りは雪が積もったままでスキーのクロスカントリーのコースと錯覚してしまいます。

芦ノ牧温泉南方面だと下り坂となっており、下ったら戻るのが大変と思ったので諦めました。

 

 

ちなみに下った先に大川ダムと大川ダム公園へと続いて行きます。

芦ノ牧温泉方面に歩を進めると
 
 
20mほどでアスファルトが見える道に変化し、道なりに進むと民家が広がっていました。
 
 

ちなみに駅のホームの反対側にも太陽光発電のパネルが設置されていて、

 

 
管理事務所のような建物も建てられています。
 
 
「会津若松市大戸町 第一・第二太陽光発電所」が正式名称で
 
 

上の写真を見ていると太陽光発電パネルに駅が囲まれているのが良く分かる写真で、

これだけパネルに囲まれているなら例えば、"太陽光発電所前"という駅名に変えて、副駅名を少し離れたダムの名前を入れても良いのかもしれません。