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テーマ:鉄道(21951)
カテゴリ:九州の鉄道ニュース
2022年9月23日開業の九州新幹線長崎ルート(西九州新幹線)で、JR九州は運行本数を1日22往復(44本)とする方向で調整していることが関係者への取材で分かったそうです。
このうち約6割は全5駅に停車する各駅停車とする方針です。 残りの約4割は速達タイプのダイヤとなりますが、途中駅の諫早駅には22往復のすべてが停車、新大村駅では約8割、嬉野温泉駅では約6割が停車する計画だそうです。 武雄温泉駅~長崎駅までは30分もあれば西九州新幹線は到着するでしょうか。 諫早駅は島原半島の付け根にあり、島原鉄道も乗り入れていますし、22往復すべての列車が停車するのは妥当でしょうね。 在来線の特急「かもめ」に乗って諫早駅から長崎駅へ通勤している人もいるでしょうし、定期券で西九州新幹線を利用する人も一定数いるのではないでしょうか。 西九州新幹線の駅の中で停車数が一番少なくなるのは嬉野温泉駅となりそうですが、これも妥当な結果でしょうね。 嬉野市は新幹線の駅ができるとのことで、数年前に嬉野温泉駅近くに嬉野医療センターを建設したり、新幹線駅前に道の駅を新たに作ったりしていますが、駅前に作った道の駅のテナントに入る店が思ったように集まっていないということも聞きました。 一方、JR九州は西九州新幹線開業に伴うダイヤ改正に合わせて、利用客の多い福岡都市圏の通勤通学時間帯の運行本数の削減を検討しているそうです。 在宅勤務の普及などで通勤通学での利用客減少が続いていて、コスト削減を進める方針のようですね。 朝の時間帯に博多駅に到着する普通・快速列車を上下線合わせて約1割減らすほか、福岡市などの都市部を中心に夕方以降の列車を減らす方向で調整しています。 私は福岡市に住んでいて体感的にはたしかに利用者の減少ということはわかるのですが、しかし、年を追うごとに駅を無人駅化したりダイヤの削減をどんどん進めていくことを聞くと悲しくなりますね。 博多駅から香椎駅まで通勤していた人が、「まずは外国人が姿を消し、次に学生、最後にサラリーマンの姿を見なくなった。」とコロナ禍の鉄道事情を語りました。 今は学生・サラリーマンは戻ってきています、外国人が戻ってきたらまた状況も変わるのではないでしょうか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2022.06.04 18:11:29
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