▲廃車第1号となった6304F。6500形は既に9本落成しており6300形1.2次車の全廃も時間の問題か。


上田電鉄1000系 自然と友だち2号


▼製品情報

品番50706 上田電鉄1000系 「自然と友だち2号」2両編成セット


これまで上田電鉄1000系は赤帯(1001F)とまるまどりーむMimaki号(1004F)の2種類が製品化されていましたが、今回れいんどりーむ号(1002F)と自然と友だち2号(1003F)が製品化となりました。また、鉄コレから既にさなだどりーむ号(6001F)が製品化されているため、これにて上田電鉄全編成が製品化されたことになります。


ちなみに、先代の7200系も優遇されていて、これまでに7252Fと7253Fが鉄コレ、7254Fがマイクロ(予定)、7255Fに至っては鉄コレとマイクロの両社から製品化されており、7251Fを除く全編成が製品化されています。地方私鉄では異例の高待遇。



購入したのは自然と友だち2号。元1014Fで、上田電鉄での運行開始時より現在のラッピングが施されています。ちなみに元自然と友だち1号だった1002Fは運行開始後短期間ながら赤帯の状態で運行しており、1004Fもまるまどりーむ化まで赤帯のままだったため、1003Fは上田電鉄1000系の中で唯一赤帯での走行歴がない編成になります。


▲東急での活躍が短かったこともあり、まもなく上田在籍期間(現在15年目)が東急在籍期間(17年)を上回る。


デハ1001

クハ1101

車体全体に施されたラッピングが再現されています。

東急1000N、N'系同様、床下機器の都合でM車はクハ。


完成品としての自然と友だち2号の製品化は初めてですが、かつてあまぎモデリングイデアよりデカールが発売されていたため、今回はデカールとの比較を行います。



こちらがデカール。1号、2号共に作成可能で、白い部分は塗装を前提としています。



印刷はかなり綺麗で、車番や文字は判別可能です。


一方のGM 

ラッピングは全てインクジェットで印刷されています。デカールほどではないですが、結構綺麗です。

デカールとGMでは黄色の色味が違うようです。個人的にはGMの色が好み。


しかし方向幕周りの黒までインクジェットなのはどういう事なんでしょうか…


車番と社紋はタンポ印刷なだけに謎が深まります。


実車と決定的に異なるのはドアの窓枠に色が入っていない点。あまりに堂々としているので実車に合わせて銀色になっているのかと思いきや、そんな塗り分けはありません。




ステッカー

今までのステッカーはインクジェットか白台紙の2種類だったので、今回からのステッカーが圧倒的に優れています。一部は鉄コレにも流用可能ですので、既存の製品をお持ちの方はステッカーだけでも押さえるべきです。



▲右詰の運番は8590系と1000系のみの特徴。

ステッカーの内容も充実しています。流石に無表示だったデビュー直後の運番や上田電鉄99周年にちなんだ99はありませんが、英字表記のないワンマン幕が入っているため、デビュー直後の仕様と2020年頃の仕様以外は再現出来ます。丁寧に全編成用の運番表示が入っているので、恐らく今後は全製品にこのステッカーが付属するのだろうと思います。

現時点で製品化されていない自然と友だち1号のサボが入っています。実質の製品化予告。




上田電鉄の現役車は3本目。カラフルな私鉄だけに集まるのも楽しいですね。自然と友だち1号に期待。