鉄道改善案

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JR東海とJR東日本は一部路線を交換せよ

2022年06月02日 | JR再編


JR東海とJR東日本で以下の区間を取引してはどうか。

①御殿場線:国府津~御殿場 JR東海→JR東日本

明らかに首都圏にも関わらずSuicaが通しで使えず不便。国府津を跨いだ利用は御殿場を跨いだ利用より多いはずで、旅客流動や車両運用・留置等の面でもJR東日本としては国府津~御殿場を管轄下に置いて損はない。朝夕など御殿場~東京の直通列車をE231系またはE233系5両(国府津で10両と連結)で走らせればかなり便利になる。ただし東海道線ルートで都心に誘導したいJR東日本の管轄になれば小田急との「ふじさん」直通は廃止になるかもしれない。JR東海としては小田急を介した都心ルートを失うので若干損失かもしれないが、利用者的にはJR東日本にしてくれる方がありがたい。

②中央本線:岡谷~辰野~塩尻(辰野支線) JR東日本→JR東海
飯田線の列車はほぼ全て岡谷まで直通するうえ、辰野支線を走るのはほぼ飯田線直通列車か辰野~塩尻のピストン列車なので、JR東日本としては自社所有でなくても問題ない。いっぽうJR東海としては、辰野~岡谷が飯田線と一体的に運行されていること、辰野~塩尻を管轄下にすれば塩尻で中央西線の線路と繋がることから、辰野支線が自社保有である方が何かとやりやすい。

国鉄分割民営化以降、JR各社の所有路線は、並行在来線の3セク化を除けば他社に移管されたことはないが、利便性向上や国土交通上の必要性があれば、躊躇せずに路線移管を行うべきである。