前回の続き
新幹線で長野に到着。
ササッと駅ナカを見たあとは、長野電鉄に乗って善光寺を目指します。
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乗車する列車から視線を左へと移すと、ホームにはなんともバリエーション豊かな車両たちが。
手前は先発の特急スノーモンキー 湯田中行き。
元成田エクスプレスの車両が使われています。
そして奥は普通列車 信州中野行き。
スノーモンキーが出発し、さらに私の乗る須坂行きが出た後に後発列車として運転されます。
車両は元東急の8500系。
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スノーモンキーの行き先表示。
ここにも御開帳って書いてる!
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4分ほどで善光寺下に到着。
長野〜善光寺下間は地下を走っており、この先の本郷に向かう途中で地上へと出ていきます。
では、改札を通り地上へと向かいましょう。
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改札を抜けた先にはこれまた大きなイラストが。
北信濃の風景とその中を走る長野電鉄の車両たち。
そういえば、特急ゆけむりの展望席ってまだ乗ったことないなぁ。
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地上へと上がる階段にはお猿さんのイラスト。
スノーモンキーというヤツですね。
たくさんのお猿さんとの別れを惜しみつつ、いよいよ地上へ。
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この日は天気がよく、既に気温も夏日に近いくらいに上がってました。いや〜、地上暑い💦💦
御開帳を見るため、回向柱に触れるため、ここからは頑張って歩きます。
先に感想を言わせていただくと、確かに距離はそれほど遠くはないですが、ずっと上り坂が続くので思っていたよりもキツかったです💦
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歩くこと10分ほど。
善光寺の仁王門の所へ出ました。
しかしこちらは門の後ろ側。
私、こういう所(神社・お寺)ではちゃんと正面を見てから入りたいので、いったん仁王門をくぐって正面側へ。
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改めまして、こちらが善光寺 仁王門。
地震と火災でこれまで二度消失し、現在の門は1918年に再建されたもの。
門の右側には吽形(うんぎょう)、左側には阿形(あぎょう)が安置されている。
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仁王門をくぐり山門へと向かう。
仲見世通りも賑わってる!
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みんなのお目当て回向柱。
予想はしてたけど、やっぱり並ぶなぁ。
回向柱に触る列の中から写真を撮ることができるのはここまで。全体像はまた後で撮ってみます。
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回向柱に無事に触れた後は、御開帳の期間中しか見れない前立本尊を見に本堂へと入っていきます。
本堂の中でも、お賽銭箱のあるあたりまでは特に料金はかからずに入れるのですが、前立本尊を見るとなると参拝券が必要となります。
前立本尊を見るのとお戒壇巡りができる券が600円。
上の2つに加え、山門の上に登ったり資料館なども見れる共通券が1200円です。
今回は600円の券にしました。
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本堂内へと続く列はかなり長く、建物の中に入るまで20分以上はかかったと思います。
でもきっと、まだ早い方なんだと思う。
土日はもっと並ぶのかも…。
本堂内は一切撮影禁止なので、これが建物に入る前に撮った最後の写真。
さて本堂内はというと、人は多いながらも案外スムーズに列は進んだ印象です。
前立本尊へは最も近づけて10メートルくらい手前まで行くことができます。お祈りしてきました。
前立本尊の前を通り過ぎるとその奥にあるのがお戒壇巡りの入り口。お戒壇巡りは御本尊の真下にある真っ暗な通路を進んで行くというもの。
真っ暗な通路を壁づたいに進むと右側に扉が現れます。その扉の錠前が御本尊と結ばれており、御本尊と直接縁を結べるそう。
尚、お戒壇巡りは1 時間ごとに10分間の消毒の時間を設けてます。その間、列はストップしますが逆に本堂内や前立本尊をじっくり見れるチャンスと思い待ちましょう。(お寺の皆さんありがとうございます)
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参拝を終え本堂から出てきました。
まだ撮れていなかった回向柱をパシャリ。
回向柱に結ばれているのは善の綱(ぜんのつな)
前立本尊の右手から金糸が伸びていて、それが5色の糸に変わり、さらに白糸へと変わってこの回向柱へ結ばれています。
回向柱に触れることは前立本尊に触れるのと同じご利益があります。皆さんも御開帳期間中に訪れたら、ぜひ前立本尊と縁を結んでみてください。
バスを使って長野駅へと戻ってきました。
ここからは次の目的地へと向かうべく、また鉄道に乗って移動していきます。
つづく