仙台→大河原→船岡→岩沼→仙台(福島宮城:1月⑨) | 岩越鉄道線のりば

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2022年1月15日
福島会津若松 を早朝に出発。9時半からJR仙石線野蒜・石巻・松島海岸・本塩釜・多賀城の各駅で下車、13:55再び仙台着。続いてJR東北本線を南下します。

■仙台14:00発 白石行
仙台→長町→太子堂→南仙台→名取→館越→岩沼→槻木→船岡→大河原
2021年12月は列車白石まで行きましたが..今回は大河原まで南下。

途中の槻木駅。阿武隈急行線乗り換え駅だが、今回も乗れず..



仙台から約35分で大河原駅着。





宮城県柴田郡大河原町は、県南の行政・商工業が集まっている地域。


駅近を流れている白石川沿いは、さくらの名所(一目千本桜)。


白石市柴田町には及ばなものの、大河原町は駅前に商店が集まっていて活気がある。


駅に戻ってきた。
新幹線が開業する前の大河原駅は長距離急行列車が停車する主要駅であった。なので、ホームは長い。







駅ホームは長いが、現在は持て余し気味..


それでも、仙台圏輸送の拡大に伴いJR化後に区間列車が設定されるようになった。


今日は朝から何も食べていない。缶スープで空腹を紛らわすw


大河原からは仙台へ戻るのだが..このふきんの列車は約30分間隔。下りは行ったばかりなので約30分待って、次の船岡駅。
ここも大河原と同様に白石川の千本桜。






駅建物は1990年改築。コミニュティプラザを併設したもので、最寄りの船岡城を所縁にしている様子。


宮城県柴田郡柴田町は仙台のベットタウンであり大河原町よりも大きいのだが、駅前は大河原駅よりもさびしい。ホテルがあるが商店街も見当たらず、街はずれに駅設置のであろう..


ここもかつては急行列車が停車する駅であったが、いまは短い編成の地域列車が停車するだけ。長大編成が停まれる駅ホームも、跨線橋寄りしか使われていない。ほとんど止まらないホームから旧貨物引き込み線を見ると、静態車両が2両置かれている。



☆ED71-37号 電気機関車
☆オハフ61-2527 客車列車

ED71-37は福島機関区所属で東北線の牽引機関車として活躍、オハフ61-2527は仙台区~会津若松区~郡山区で所属され各線の列車として活躍していた。廃車されたあとここに保存されたが、保存状態は悪い。





船岡でも30分待って下りに乗り、所要10分で本日最後の目的地岩沼駅着。
岩沼市は市制施行しているだけあって大河原・柴田よりもさすがに大きい。

駅舎は1980年に竣工したもの。新幹線開業で東北線の優等列車は消滅したが、現在も常磐線特急ひたち号が停車する。






船岡や大河原と違って大きい岩沼ではあるが、賑やかさは少ない。仙台のベッドタウンではあるが、繁華街は駅から遠いのは地方で良く見られる光景。


15:50に着いて用事を済ませ、16:40に再び駅に戻ってきた。
JR岩沼駅は東北線と常磐線の分岐駅。



古くから交通の要衝であり、鉄道も戦前から岩沼⇔仙台は複線化されていた。

駅配線は3面5線。
☆1番線 常磐線上りのりば





☆2番線 常磐線下りのりば
☆3番線 東北線上りのりば



☆4番線 東北線下りのりば
☆5番線 東北線・常磐線


1~4番線まで各線上下線が1線ずつ上手に使用している。5番線は通常「東北線下り(仙台からの折り返しにも使われる)」だが、東北上りや常磐線列車が発着することも可能。

上手に発着する配線だがアンダーパスが無いため、常磐線上り列車が東北線に入る時は「東北線下り本線」を支障する。

他に..1番線と2番線の間には、ホームの無い中線が敷かれている。



あとは仙台へ戻るだけ。岩沼以南が20~30分間隔なのに対し、以北は常磐線の列車も乗り入れるので10~20分の運転間隔で便利である。

常磐線からの列車(■原ノ町15:56→岩沼16:57発)仙台行に乗り、17:18仙台着。




会津を6:30に出て、仙台9:25の列車に乗り仙石線(仙石東北ライン)全線と、東北線仙台⇔大河原に乗車。待ち時間も含めると8時間をずっと宮城県内の列車に乗っていましたw
(続く)
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▼旅の記録
「福島宮城(2022年1月)」 その9記事まで
「福島新潟(2022年2月)」 執筆中
「福島(2022年3月)」 執筆中
「岡山大阪京都(2022年4月)」 執筆中
「福島(2022年5月)」 執筆中