マスターピースから発売された加悦鉄道キハ51のキットです。実物は昭和11年製で、芸備鉄道キハユニ18→鉄道省キハユニ40921→船木鉄道キハニ51→加悦鉄道キハ51という経歴を持つ気動車です。
随分以前に製作を開始したものの、その後放置状態になっていましたが、漸く再開して写真の状態となりました。
今回工作したのは荷台の組立・取付です。荷台はオールロスト製で僅か4点(片側分)のパーツで構成されます。柵が前面と左右、それに床板です。
直角・平行には気を使う部分ですが、慎重に工作したもののやや狂いが生じてしまいました。
それにしてもこのキット、従来の箱型車体のキットとは全く異なる構造で、突起とスリットの嵌め込みを多用して位置決めがやりやすくなっています。
ところで、「加悦SLの広場」が閉園となりましたが、そこで保存されていた実車の動向が気にかかります。