皆様こんばんは、備前国鉄道です。

いつもご訪問いただきありがとうございます。


今からちょうどひと月前の4月30日(土)、GWに合わせて関東地方から岡山に帰省する友人がその道中に関西に寄ってくれたので、2人で滋賀県大津へ。

京阪京津線と石山坂本線が合流するびわ湖浜大津駅にやって来ました。


京津線と石山坂本線を総称して「京阪大津線」と呼ばれるこの付近は電車が道路上を走る併用軌道になっており、石山坂本線は2両編成、京津線に至ってはなんと4両編成で走ります。

山科方面から来た京津線の電車がびわ湖浜大津駅に入るためのカーブはご覧のようにとんでもない急曲線。

長すぎて編成の最後尾まで写真におさまりきりません(撮り方の問題?笑😅)


こちらは石山坂本線用の700形。

ヘッドマークに書いてあるように、この車両は1992年に登場してから今年で30周年です。


石山坂本線では700形よりも少し古い600形も活躍中(むしろこちらのほうが編成数が多く主力です)。

書類上の製造年は1984年ですが、車体は先代の形式(260型・300型)から流用したものを改造しています。


びわ湖浜大津から京津線に沿って少し南に歩いてきました。


路面電車の撮影では自動車の写り込みが付き物ですが、この時は運良く4両すべて被らず(^-^)v


迫力の走行シーンは動画でどうぞ。


京津線は次の上栄町駅まで道路上を走り、専用軌道に入ってからは、たびたび歌や文学の舞台となった逢坂山を越える登山鉄道に変貌。

さらに終点の御陵(みささぎ)駅からは京都市営地下鉄東西線に乗り入れ、京都市内中心部まで直通運転をしています。

路面電車→峠越え→地下鉄と、3つの顔を持つ路線です。


これやこの 行くも帰るも 別れては
知るも知らぬも 逢坂の関 (蝉丸)

…和歌を添えた意味は特にございません(笑)