イベントの感染症対策の過ぎたるは、なお及ばざるがごとし 【文学フリマ・東京】 | トラベルライター・歴史研究家・英語/ドイツ語トレーナー 山内一輝のブログ

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トラベルライターとして、歴史・旅行に関する執筆・講演活動をしている山内一輝(山内かずてる)のブログ。個人事業主向けにプロフィール・個人活動冊子の文章作成も手掛けています。英語・ドイツ語を教えていた経験あり。国内外問わず、城や古い街並みを巡るのが好き。

この週末、東京にいました。

本来の目当ては、9月の大阪の文学フリマへの出展に向けて、

東京の文学フリマの様子を見てこようというのが目的でした。

 

ただね…「感染症対策」が過剰過ぎるのと、運営が酷かったのもあり、完全に気分が台無しでした。

東京の文学フリマで感じた過剰対策と、運営のまずいと感じた所をまとめたいと思います。

 

流石に、この基準でイベントを運営されると、正直うんざりするので、

早急に改善をして欲しいと思うため、まとめました。

 

おそらくは、東京都あたりが、ろくでもないガイドラインを出していて、それに唯々諾々と従っているだけなのでしょうが。

https://bunfree.net/wp-content/uploads/2022/05/buntokyo34_checklist.pdf

 

 

 

 

 

1: マスク必須

 

正直、諸外国はもう平常化している状況です。

何なら、海外であれば素顔で生活している人がほとんどの状況で、

99%の人がマスクをしている、今の日本はどうしても異常に映る訳です。

 

同じ「感染症」のはずなのにです。

 

空気感染もすると2022年になってから国立の感染研もやっと発表しました。

それなら、マスクで防げません。なので、普段は素顔で過ごしています。

 

この時点で、「マスク必須」と言われるのすら、おかしいと思っています。

必須なのであれば、根拠のない強要ですから、この時点で本来おかしいのです。
 

とは言っても、意味がないからと運営と一々やりあっていたら、発表する場が本当になくなるので、

作品を発表する場が欲しい私にとっては、この点だけはしぶしぶ従っています。

 

 

ただ、後述しますが、この日が炎天下で一時的に外まで人が並んでいた上に、

行列が建物内の風通しの悪い場所までできていたとなると、

「マスク必須」としたのは非常に問題がある対応だったと言わざるを得ません。

 

 

 

 

2: 入口での検温

 

熱出したのなら、うちで寝てなさい。以上。

わざわざ検温など不要です。

 

 

 

3: アルコール消毒

 

2019年以前のインフルでわざわざやっていましたか?

気になる方は勝手にどうぞ。

 

ただ、消毒のやり過ぎは、常在菌を殺すことになるので、

抵抗力の面から言うと意味がないです。

 

 

 

4: 入場者情報の提出

 

未だにクラスター追跡やってるんかい。

ここまで拡大して、症状もさほどでない状況でやる意味がないです。

体調の悪い人だけ、病院で診てもらえれば十分な話です。

 

と言うか、提出と言いつつ、紙切れ一枚渡して、入力チェックもしていなかったです。

したふりの対策なら、最初からやらないで欲しいです。

 

 

 

5:密集を軽減できるよう、臨機に会場レイアウトの変更

 

この条項自体意味がありませんが、会場の密集具合は、結構でしたよ。

 

それに、一時期、人がぎっちり並んだ換気の悪い廊下で、入場待ちの行列があって、そこで二十分近く待たされています。

これは、本来アウトではないのですか?

 

残念ながら、入口すぐの所にバッファーもなく、人が滞留して、非常に動きにくかったです。

会場設営の面から見ても、非常にまずいレイアウトだったと感じました。

 

 

そのレイアウトや受付の滞留の問題もあってか、13時台には屋外まで行列ができている状況でした。

私自身も外でも10分ほどは待ったでしょうか。5/29の東京は快晴で30℃を越えていました。

 

これ…マスクも必須となっていますから、熱中症の人が出なかったのが不思議なくらいです。

 

私自身はマスク自体に意味はないという立場です。

熱中症のリスクを回避することを考えたら、意味のないマスクを外した方がいいのではと思うのです。

 

仮に熱中症患者が出たら運営はどうするつもりだったんでしょうね。

「強要罪」や「傷害罪」で告訴されるリスクを抱えてまでやるつもりだったんでしょうか?

 

 

 

6:接種のお願い

 

言うだけ野暮では?

打つ人は打ってるだろうし、理由があって打たない人は打つことはないでしょう。

文学フリマでは、文言上、任意の部分だと判断しました。

 

ただ、酷いイベントになると、接種証明や陰性証明を求める所もあります。

別の所で、そんな対策上無意味なことをやるイベントがあって、参加を見送った所もあります。

 

 

 

ここまで過剰対策をする所もあるんだな、というのが正直な印象です。

2019年以前に戻れるような状況ですから、無意味な感染症対策はもういいでしょう。

 

作家さんには何の罪もない話ですが、運営で雰囲気が台無しになってしまったと思っています。

そのため、目的を果たしてから、さっさと会場を離れました。

 

このような状況を見て、大阪の文学フリマの申込は取り下げましたし、

当面は文学フリマに顔を出すことはないでしょう。

 

 

 

ああ、でも、文学フリマ以外で、東京は十二分に楽しみました。

町中はちょっとずつ平常化しているのに、あそこだけは時間が止まっていました。

過剰対策して、「楽しめ」というのはやっぱり無理です。

 

何だかんだで、また東京にいくでしょう。

2019年以前の日常が早く戻ってくるといいと思っています。

 

 

 

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